派遣で働きながら正社員並みの安定を!無期雇用スタッフという選択肢

「派遣社員として働きたいけれど、できれば長く安定して働きたい」
そんな方に注目されているのが無期雇用派遣(=無期雇用スタッフ)という働き方です。
一般的な派遣は契約期間が定められていますが、無期雇用派遣は派遣会社に期限のない雇用契約で採用される点が特徴となっています。
勤務先は派遣先企業でも、雇用主は派遣会社のまま。給与や福利厚生など、正社員に近い安定を得ながら、多様な職場で経験を積むことができます。
本記事では、正社員・有期雇用派遣との違いや、無期雇用で働くメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
「無期雇用派遣」とは?正社員・有期雇用との違い
まずは、無期雇用派遣を選ぶ場合、派遣と無期雇用派遣と正社員の違いについて理解しておくことが求められます。
ここでは、無期雇用派遣という雇用形態を詳しく解説します。
派遣の基本をおさらい
派遣社員には大きく分けて「有期雇用派遣」と「無期雇用派遣」があります。有期雇用派遣は、派遣先企業との契約期間が定められており、通常は3か月や6か月ごとに更新されます。
派遣先の業務が終了すれば契約も終了し、その都度、次の勤務先を探す必要があります。
無期雇用派遣の仕組み
一方、無期雇用派遣は、派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結ぶ働き方です。派遣先での勤務が終了しても、派遣会社との雇用関係は続きます。
次の勤務先が決まるまでの間も雇用が守られるため、「派遣会社に所属する社員」として安定した立場で働けるのが特徴です。
正社員との違い
正社員は勤務先の企業に直接雇用されますが、無期雇用派遣は雇用主が派遣会社になります。そのため、勤務先は派遣先企業ですが、雇用契約は派遣会社との間に結ばれています。
「職場は変わっても雇用は継続する」—それが、正社員とも有期雇用派遣とも異なる無期雇用派遣の仕組みです。
無期雇用派遣のメリットとデメリット
無期雇用派遣という働き方には、メリットとデメリット、両方が存在します。
メリット・デメリットをそれぞれご紹介しましょう。
メリット①:雇用の安定性が高い
無期雇用派遣の最大の魅力は、雇用が安定していることです。契約期間の終了によって職を失う心配がなく、長期的に安心して働くことができます。
社会保険・有給休暇・昇給制度など、正社員に近い待遇を整えている派遣会社も多く、生活基盤を安定させやすい点も大きなメリットです。
また、派遣先の契約が一時的に終了しても、派遣会社が次の勤務先を紹介してくれるため、収入が途切れにくい仕組みになっています。
メリット②:キャリアアップの機会が多い
無期雇用派遣は、派遣会社が社員として長く働いてもらうことを前提にしているため、教育やサポート体制が充実しています。
研修や資格取得支援、キャリア面談など、スキルアップを支援する制度が整っており、「派遣で働きながら成長できる」環境が整っています。
また、複数の企業でさまざまな業務に携わることで、経験の幅を広げることができます。自分の強みや得意分野を見つけたい方にもぴったりです。
メリット③:働き方の自由度を保ちながら安定できる
正社員ほどの転勤や拘束がなく、勤務先や職種の希望をある程度反映できる柔軟さも魅力です。
「家庭と仕事を両立したい」「プライベートの時間を大切にしたい」といった希望にも対応しやすく、安定と自由の両立がしやすい働き方といえるでしょう。
デメリット①:配属先を完全に選べるわけではない
派遣会社に雇用される立場のため、配属先は会社の判断で決まることがあります。希望と異なる職場を提案される可能性もありますが、事前の面談で希望条件を丁寧に伝えておくことで、ミスマッチを防ぐことができます。
デメリット②:正社員に比べて昇給・昇進の幅が限られる
雇用の安定はあるものの、派遣先の正社員と比べると昇給・昇進のチャンスは限られる場合があります。
ただし、派遣会社によっては評価制度やキャリアアップ支援を整えており、スキルや実績に応じて給与が上がるケースもあります。成長意欲を持って取り組めば、長期的なキャリア形成も十分に可能です。
安定も自由も叶える、無期雇用派遣という新しい働き方
「派遣=不安定」というイメージは、もう過去のものになりつつあります。無期雇用派遣なら、派遣会社に守られながら多様な職場で経験を積み、正社員に近い安定を得ることができます。
安定した収入を得たい方にも、柔軟な働き方を望む方にも、無期雇用は現実的でバランスの取れた選択肢です。
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