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2021.07.02

テレビ局の事務から制作進行、ADまで 業界経験を積める派遣のお仕事【後編】

電話する男性

業界未経験からスタートして、テレビ局・映像制作会社の経験を積める派遣の仕事。前回は「事務」と「Webディレクター」を紹介しました。【後編】では引き続き、「制作進行」と「AD」の仕事内容を解説していきます。

制作進行

制作進行の仕事はコンテンツの制作が円滑に進めるための調整業務。制作スタッフを手配したり、各部署の間に立って連携をはかったり、スケジュール調整をしたりと幅広い業務を臨機応変にこなしていきます。

とくにドラマやアニメといったシリーズものは、複数のコンテンツが並行して進行していくため、各話を担当する制作進行の手腕が問われます。

そのため、制作進行に求められるスキルの筆頭にあがるのが、スケジュール管理能力です。またつねに広い視野を持ち、トラブルにも柔軟に対処していく対応力が求められます。もちろんさまざまな立場のスタッフのパイプ役になるためのコミュニケーション能力も欠かせません。

制作進行として実績を積むと、制作進行を統括する制作デスクに、さらに実績を積むと制作現場全体を統括するプロデューサーにステップアップできます。制作進行の現場は激務になることが多く、キャリアアップまでの道のりは長いですが、挑戦のしがいがある仕事です。

AD

AD(アシスタントディレクター)は文字通りディレクターのサポート役として、番組制作全般に関わる業務をこなしていく仕事です。

テレビ番組・映像コンテンツの企画立案から、制作のためのリサーチ・取材、出演者のアポ取り、ロケ場所・機材・物品・移動方法・宿泊施設・弁当の手配、収録の準備など、その業務は多岐にわたります。

ADには他のスタッフや出演者に対しての行き届いた気配りや、状況に応じた臨機応変な対応力が不可欠です。また面白いアイデアを考える企画力も求められるでしょう。優秀なADがいると、制作が円滑に進むだけでなく、番組のクオリティ自体が底上げされます。

重要な仕事であるだけに、業務は深夜にまでおよぶことも珍しくなく、体力や精神力が求められる仕事です。実際にADの段階で業界を離れてしまう人も多く、それなりの熱意がないと続けるのは困難かもしれません。

しかしテレビ局で番組制作に携わるためには、ADからスタートしてキャリアを積み重ねていくのは王道のパターン。実績を積み重ねることで、ディレクターやプロデューサーへの道がひらけます。

業界経験・業務経験を問わずはじめられる求人も少なくないため、番組制作に携わりたい方はチャレンジしてみましょう。

日本テレビグループが運営する日テレ人材センターでは、テレビ局・映像制作会社で業界経験を積める派遣の仕事が数多く掲載されています。ゆくゆくは正社員・専門職を目指したいという方も、ぜひ採用サイトをチェックしてみてくださいね。