中卒、高卒の学歴でも憧れのテレビ業界や映画業界で働けるって本当?
一般的に高学歴でないと働けない「狭き門」というイメージがあるテレビ・映画業界。
どれだけ働きたいという強い気持ちがあっても「中卒・高卒の学歴では縁がない」と考え、諦めてしまう人は多いかもしれません。
たしかにテレビ局の正社員になるためには四大卒以上の学歴が必須。とくに倍率の高いキー局ほど、高学歴でないと就職できないのが実情です。
しかし業態・業種・雇用形態などによっては、学歴不問で募集しているテレビ・映画業界の求人も存在します。
そこで今回は中卒・高卒で憧れのテレビ業界・映画業界に就業する方法について解説していきます。
中卒・高卒でもテレビ・映画業界で働くことは可能
テレビ番組や映画は、テレビ局・映画会社などが単独で制作をしているわけではなく、外部の制作会社に制作を委託している場合がほとんど。
高学歴でないと就業できないテレビ局と違い、制作会社は経験・スキル・適性によっては学歴不問で人材採用をしているケースも少なくありません。
とくにディレクターのアシスタントを務めるADの仕事は慢性的に人手が足りない傾向にあり、中卒・高卒でも未経験からでも就業しやすい職種です。
ADの業務自体は何でも屋という性質のものですが、経験・実績を積むことでディレクターやプロデューサーにキャリアアップする道もあります。
テレビ・映画業界は、入口でこそ学歴が重視されたとしても、現場で活躍できるかどうかは適性・能力・体力などの要素が大きく関わる世界。
実際に高学歴でなくても制作の現場で重要なポジションについている人はたくさんいます。
制作の仕事にこだわらないのであれば、裏方としてテレビ・映画業界に関わることも可能です。
たとえば演者のスケジュール管理、スタジオ・弁当の手配、電話・来客対応などの業務を担当する制作デスクは、学歴を問われにくい業種。
また一般事務・人事・経理・法務など、テレビ局・映画会社・制作会社の円滑な経営のために不可欠な事務職も、経験やスキルがあれば学歴不問で就業できる仕事といえるでしょう。
中卒・高卒でテレビ・映画業界に就業するには?
ADや制作デスク・事務職などの仕事にチャレンジするなら、おすすめは派遣求人です。
もちろん最初から正社員を目指すのも不可能ではないものの、スキル・経験がないところからのスタートだと、似たような条件のライバルがいる場合には学歴を見られてしまう可能性が高くなります。
その点、派遣であれば正社員と比べて倍率が低く求人数も多いため、中卒・高卒でも比較的スムーズに就業を決めることができるでしょう。
現場で実績を積めば正社員として登用される場合もあるため、最初から正社員だけに的を絞るより結局は近道になることも。実際にスキル・経験を培ううえでも派遣は効率的な選択肢です。
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