売れる作品は海外進出!? アニメ業界の「ライツビジネス」に注目!
アニメのライツビジネスに注目が集まっています。
ライツビジネスの中でも、大きなシェアを占めるキャラクタービジネスの市場規模は、2019年に2兆5,000億円を突破。2021年には新型コロナウイルスの影響を受けたものの、『鬼滅の刃』の大ヒットや広告宣伝・イメージキャラクターへの起用が市場を支え、高い水準をキープしています。
このようなライツビジネスの躍進に、拍車をかけているのが日本アニメの海外人気です。
そこで本記事では、ライツビジネスの概要について解説をした上で、日本アニメの海外進出についても解説をしていきます。アニメ業界に興味をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。
アニメのライツビジネスとは?
アニメの「ライツビジネス」とは、アニメの著作権・商標権などのライセンスを販売することで収益を得るビジネスです。
ライセンスを取り扱う営業職は「ライツ営業」と呼ばれ、企画・提案などを通して、制作会社が保有するライセンスを各業界に販売します。会社の収益に直結する重要な仕事といえるでしょう。
ライツビジネスを成功に導く鍵のひとつは、キャラクターの人気であるといわれています。実際にライツビジネスの市場規模は、半数近くがキャラクターとなっています。
展開先は漫画・小説・映画・ゲーム・アプリ・グッズなどのエンタメ業界に限りません。アパレル・化粧品・雑貨・日用品・教育、国や法人とのコラボレーションなど、さまざまな2次展開が行われています。
海外でも人気の日本のアニメ
日本のアニメは海外にも人気があり、ライツビジネスの躍進を強力にバックアップしています。
いまや多くの企業が、アニメの放映権を海外企業に販売したり、現地に最適な形でのコンテンツの企画・提案を行ったりと、グローバルにライツビジネスを展開するようになっています。
日本のアニメは20年以上も前から海外のテレビで日常的に放映されてきており、若者たちは日本のアニメを見ながら成長しています。
近年、日本のライツビジネスが海外で成功している背景のひとつとして、新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要から、動画プラットフォームが普及したことが挙げられるでしょう。
アメリカや中国など海外の動画プラットフォームが、高い視聴率を獲得できる日本アニメの配信に力を注いでいるのです。またSNSの発達により、日本のアニメ文化の受信に、タイムラグや文化的な摩擦がなくなってきたことも大きな要因のひとつといえます。
日本アニメに高い関心を示す海外企業も多く、ライツビジネスの取引増加につながっています。
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