テレビ番組・映像制作に向いているのはどんな人?必要スキル&適性チェック
今回は「テレビ・映像業界に就職・転職する前に自分の適性を知りたい」という人に向けて、テレビ番組・映像コンテンツの制作に求められるスキルや適性をご紹介します。
テレビ・映像業界の制作に向いている人とは、どんな人なのでしょう?「実際に仕事についてみたら違った」という事態を防ぐためにも、就職・転職を検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。
協調性・コミュニケーション力がある
規模の大小に関わらず、テレビ番組や映像コンテンツの制作はほかのスタッフとのチームワークが基本。ほとんどの制作工程は複数人で役割を分担し、協力しながら進めていくため、協調性は重要な要素です。
当然、円滑なチームワークを実現するためには、相手の意図を理解する、自分の意見をわかりやすく伝えるといったコミュニケーション能力が欠かせません。
ディレクターなどのポジションであれば、スタッフへの指示出しや部署間のすり合わせといった現場をまとめあげていく力や、クライアントなど外部の人と信頼関係を構築する力も求められるでしょう。
目標達成志向
すべてのテレビ番組・映像コンテンツには、基本的にスポンサーやクライアントがいて、獲得したい視聴者層や伝えるべきメッセージが決まっています。
番組制作・映像制作でもっとも重要な仕事は、このような目標の実現に向けて手を尽くすこと。そのためには熟練の知識・スキルに加えて、目標を達成するまで何度でも改善を繰り返すことのできる根気強さやプロとしての情熱が必要です。
学習意欲・情報収集力
制作のスキルを高めていくうえでは、たくさんの映像作品から貪欲に表現手法や芸術的なセンスを学んでいく学習意欲が不可欠。
テレビや映像が好きな人であれば、モチベーション高く学び続けられることでしょう。
さまざまな視聴者の心に響く番組・映像をつくるためには、専門分野にとどまらない幅広い知識を身につけることも重要です。加えて最新の機材など、技術面の情報にもアンテナを張っている必要があります。
相応の情報収集力が求められる仕事といえるでしょう。
Webマーケティング・IT関連のスキル
現在は映像制作業界だけでなく、テレビ業界でも、インターネットでのコンテンツ配信ニーズが上昇中です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)も業界全体で推進されています。業務効率化やコンテンツの最適化を目的に、5G・AI・データ活用・クラウド・VR・ARなど、最新テクノロジーの活用が進行中です。
インターネット広告・SNS活用ノウハウといったWebマーケティングに関する知識・スキルや、テクノロジー・データなどを扱うITスキルは、制作の現場では非常に重宝されるでしょう。
以上、テレビ番組・映像コンテンツの制作に求められるスキルや適性を紹介しました。
記事を読んで「自分は制作に向いていないかも」と思われた方でも、テレビや映像が好きで、メディア業界で働きたい方には様々な選択肢があります。
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