メタバースでここまでできる!革新的な活用事例を一挙公開
最近、エンタメ業界だけでなくビジネス業界でも「メタバース」の注目度が高まっています。
メタバースとは、インターネット上につくられた3次元の仮想空間です。ユーザーは自分の分身であるアバターを操作することで、メタバースのなかを移動したり、ほかのユーザーとコミュニケーションを取ったり、買い物をしたり仕事をしたりと自由に活動できます。
今回は、そんなメタバースをビジネスで活用するメリットや事例を紹介。メタバースに関連する事業・仕事に興味があるという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
メタバースをビジネスで活用するメリット
メタバースはゲームのようなエンタメだけでなく、ビジネスとも相性の良い技術です。
メタバース活用のメリットとしてまず挙げられるのがアクセス性の高さ。たとえば実店舗を構える場合、メインの顧客は基本的に生活圏が近い層に絞られます。
しかしメタバースなら、いつでもどこからでもアクセスができるため、より幅広い層をターゲットにすることが可能。
営業・展示会・商談などもバーチャル空間で実施でき、新たな体験価値の提供により売上増加やブランディングを見込めるかもしれません。
コロナ禍のような感染症の拡大時にビジネスがストップしないのもメリットです。
また、メタバース内にオフィスを設置すれば全国・全世界の人材を採用できるでしょう。
社員にとっても、通勤の時間・費用がかからず、生産性やエンゲージメントの向上につながります。
育児・介護で出勤が難しい人、障がいを抱えている人など、より幅広い人材の採用・定着を促進できるのも魅力。
加えて、メタバース内であれば現実のオフィスのようなバーチャル空間でアバター同士のやり取りが可能です。
チャットツールやWeb会議とは異なり、テレワークでありながら、活発なコミュニケーションや社員が孤独を感じにくい職場環境を実現できるかもしれません。
メタバースのビジネスでの活用事例
エンタメ・ゲームなどの領域ではすでにさまざまなサービスが展開されているメタバースですが、昨今はビジネス領域での活用事例も増えてきました。
たとえば三越伊勢丹は、「REV WORLDS」という仮想都市空間サービスをリリース。
新宿を舞台にしたバーチャル空間に「バーチャル伊勢丹新宿店」をオープンしています。デパ地下・ファッション・ギフトなど、さまざまなショップが出店しており、店員とのコミュニケーションを楽しみながら商品を購入することが可能です。
Meta社(旧Facebook社)が展開する「Horizon Workrooms」は、バーチャルオフィス・バーチャル会議室。
アバターを使って会話・移動ができるだけでなく、ボディランゲージやホワイトボードでの説明など、コミュニケーションを円滑化する機能が搭載されています。
2022年には、日産自動車がメタバース上で新車の発表会を実施したことで話題になりました。アバターでのプレゼンに加え、参加者がメタバース上で試乗体験をするなど、参加性の高いイベントが実現しています。
ANA NEO株式会社の「SKY WHALE」は旅をテーマにしたバーチャルトラベルプラットフォームです。仮想空間で世界中の都市・絶景スポットの観光や、ショッピングなどを楽しめるだけでなく、医療・教育・行政などのサービスを展開するバーチャル・スマートシティの実現も予定されています。
ショールームや住宅展示場・モデルハウスをメタバース空間に再現する取り組みも増えてきました。VRゴーグルを装着することで実際に室内にいるような感覚が得られるうえに、維持費も安く抑えられるのがメリットです。
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以上、メタバースをビジネスで活用するメリットや事例を紹介しました。
メタバースのビジネス利用が活性化したことで、現在はメタバース関連の求人が急増しています。
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