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2021.03.05

注目度UP!動画配信サービスに関わる仕事 【後編】

前回から、2回にわたって最近とくに注目度が上がっている動画配信サービスに関するお仕事についてお話しています。前編では、動画配信サービスの市場動向とそれに関する仕事の中で、企画や制作に関わる職種についてのご紹介でした。

2回目になる後編では、技術や営業担当、近年の動画配信で新たに出てきた技術職などについてお話しします 。

作品を完成させる技術職

動画を作成するには、実際に作品を作る技術職の人の働きが必要になってきます。家を建てるのに、設計者やデザイナーだけでは完成しません。大工さん、内装工事をする職人さんや配線工事をする電気関係の技術者がいないと実際には家が出来ないのと同じです。

動画を作るためには、カメラマンや編集、音声、CGクリエーターなどが必要です。これらの技術職は基本的に専門学校などで勉強し技術を習得することが仕事につく近道ですが、未経験からアシスタントとして学べる企業もありますので諦めずチェックしてみましょう。

即戦力を求められる場合も多く、学校での勉強よりも、実際に動画を作成した経験が役立つこともあります。
独学でも、自分でカメラを回して動画を撮影し編集したり、効果音を入れたりテロップ挿入など出来る技術があって、作品を作ることが出来ればそれをアピールできます。作成した動画をYouTubeなどにアップしていて実績があれば有利になるでしょう。

営業や広報で売り込む

動画配信サービスにもさまざまな形態がありますので、その企業にもよりますが、出来上がった動画を商品と考えるとそれを売り込む営業や広報も必要になってきます。どうやって売っていくか、「売り方」を考えるマーケティングも必要とされます。

営業や広報の仕事は必ずしも映像や動画の経験がなくても、異なった業種での営業経験もスキルとして生かすことが出来ます。

新たに出てきた必要とされている技術とは?

ここ数年の動画配信で、急に増えているのがドローンでの撮影です。かつてはヘリコプターに乗ってカメラマンが上空から撮影するしかなかった映像が、ドローンを飛ばせば撮れるようになりました。
ドローンはまだ登場から間もないこともあり、誰もが撮影技術を身に着けているわけではありませんから、ドローンでの撮影技術が高ければ大きな強みになるでしょう。
公的資格が必要ではありませんので、独学で技術を磨くことも可能です。民間団体の認定資格もありますので取得するという方法も。

また、コロナ禍で急遽増えたのが配信ライブや配信でのイベント、セミナーなどです。これらのノウハウは今非常にニーズが高まっています。コロナが収束した後も、リアルでのイベントと並行して新しい市場として開催されると考えられます。

今後も市場の伸びが期待される動画配信サービス。仕事の内容もますます幅広くなっていきそうです。興味のある人は、ぜひ採用サイトをチェックしてみてください。