派遣から正社員へ!メリット・デメリットを理解してキャリアを再構築

派遣として働く中で、「このまま派遣を続けていいのだろうか」「正社員という選択肢も考えたい」と感じる瞬間は少なくありません。
とはいっても、いきなり正社員転職に踏み切ることに不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
そんなときに検討したい働き方が「紹介予定派遣」です。
紹介予定派遣は、一定期間派遣として働きながら、職場や仕事内容を実際に経験したうえで正社員などの直接雇用を目指せる仕組みです。
この記事では、まず派遣と紹介予定派遣の違いを整理し、そのうえで紹介予定派遣を選ぶメリット・デメリットを具体的に解説します。働き方を見直し、納得感のあるキャリアを再構築するための判断材料として、ぜひ参考にしてください。
派遣と紹介予定派遣の仕組みを整理する
まずは、一般的な派遣と紹介予定派遣の仕組みの違いを知っておくことが欠かせません。
それぞれの特徴と仕組みを整理しましょう。
派遣という働き方の特徴
派遣社員は、派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で業務を行う働き方です。給与の支払いや契約管理は派遣会社が担い、派遣先企業からは業務上の指示を受けます。契約期間が定められている点が特徴で、働く期間や職種を比較的柔軟に選びやすい一方、雇用の安定性や昇進の機会には限りがあるケースもあります。
紹介予定派遣とは何か
紹介予定派遣は、将来的な直接雇用を前提として行われる派遣です。一定期間(多くの場合数か月)派遣社員として就業し、その後、本人と企業双方の意思が一致すれば、正社員や契約社員として雇用されます。単なる「お試し」ではなく、企業側も採用を見据えて受け入れている点が特徴です。
一般的な派遣との決定的な違い
最大の違いは、「直接雇用を前提にしているかどうか」です。通常の派遣では、派遣期間終了後も派遣として働き続けるか、別の派遣先へ移るのが一般的です。一方、紹介予定派遣では、派遣期間はあくまで見極め期間であり、働きぶりや相性を確認したうえで雇用形態が切り替わる可能性があります。
紹介予定派遣のメリットとデメリットを理解する
紹介予定派遣の概要を知ったところで、メリットとデメリットについても解説します。
紹介予定派遣のメリット
・実際の職場で判断できる安心感
求人情報や面接だけでは分からない職場の雰囲気や仕事の進め方を、働きながら確認できます。「入社後にイメージと違った」というミスマッチを防ぎやすい点は、大きな利点です。
・評価されるポイントが実務中心になる
紹介予定派遣では、履歴書や職務経歴書だけでなく、実際の業務への取り組み姿勢や成果が評価対象になります。これまでの経験やスキルを、実務を通して伝えられるため、書類選考に不安がある方にとってもチャンスがあります。
・正社員への移行を現実的に検討できる
派遣期間中に「この会社で長く働きたいか」「生活やキャリア設計に合っているか」を冷静に考える時間が持てます。正社員になること自体が目的ではなく、“納得して選ぶ正社員”を目指せる点が魅力です。
紹介予定派遣のデメリット
・必ず正社員になれるわけではない
派遣期間終了後、企業または本人の判断によって直接雇用に進まないケースもあります。その場合、派遣契約は終了するため、次の仕事を探す必要があります。
・選考要素が含まれる点
紹介予定派遣では、就業前や派遣期間中に評価が行われます。一般的な派遣よりも、採用の視点が入るため、一定の緊張感を伴う点は理解しておく必要があります。
・派遣期間中の条件に注意が必要
派遣期間中は派遣会社の制度が適用されます。正社員登用後の条件と異なる場合があるため、待遇や働き方について事前に確認しておくことが重要です。
紹介予定派遣をキャリア再構築の選択肢に
紹介予定派遣は、派遣と正社員の“中間”にある働き方ではありません。実際には、自分と企業の双方が納得した形で直接雇用を目指すための、現実的で堅実な選択肢です。リスクがゼロではないものの、働きながら判断できるという点は、将来を見据えたキャリア形成において大きな意味を持ちます。
日テレ人材センターでは、紹介予定派遣の案件も取り扱っており、一人ひとりの状況や希望を踏まえた相談が可能です。「派遣から正社員を目指したい」「自分に合う働き方を整理したい」と感じたら、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。キャリアを再構築する第一歩として、無理のない選択を一緒に考えていけます。