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2025.08.05

派遣社員として働くメリット・デメリット。正社員との違いやキャリアプラン

導入|「派遣」という働き方を選ぶ理由とは?

近年、ライフスタイルや働き方の多様化にともない、派遣社員という働き方を選ぶ人が増えています。

自分の時間を大切にしながら働きたい、特定のスキルを活かしたい、正社員にこだわらず柔軟に働きたいニーズに応える選択肢のひとつが派遣社員という働き方です。

しかし一方で、不安の声も少なくありません。正社員と比べたとき、派遣社員ならではのメリット・デメリットが存在するのも事実です。

派遣社員として働くメリットとデメリットを客観的に整理したうえで、正社員との違いや、派遣からのキャリアプラン設計について解説。今後の働き方を考えている方にとって、有益な視点をお届けします。

第1章|派遣社員のメリットとデメリット

まずは、派遣社員のメリットとデメリットを比較してみましょう。

メリット:自由度の高い働き方とスキル活用

勤務時間や勤務地が選びやすい
派遣社員は求人内容が明確で、就業前に仕事内容・勤務条件が具体的に提示されるため、自分の希望に合った働き方を実現しやすい傾向があります。

残業が少ない、土日休みといった条件の仕事も多く、ワークライフバランスを重視したい人にとっては大きな魅力です。

専門スキルを活かせる・磨ける
事務職・ITなど、派遣市場には専門性の高い求人が多く、自身のスキルや経験を活かして即戦力として活躍できます。

また、「特定のスキルを短期間で習得したい」というキャリア目的を持つ人にとっても有効です。

人間関係の煩わしさが少ない
派遣社員はプロジェクト単位や期間限定の就業が多く、社内の政治や評価制度に巻き込まれにくいのが特徴です。異動や転勤のリスクもほとんどありません。

未経験分野にチャレンジしやすい
派遣会社によっては、未経験者向け研修やサポート体制が整っており、新しい職種へのステップとして派遣を活用する人も増えています。

デメリット:雇用の不安定さとキャリアの見通し

契約期間が限られている
派遣契約は基本的に有期雇用であり、3か月〜半年単位で更新されるケースが一般的。常に「契約満了」が前提であるため、安定性を求める人には不安要素となることがあります。

昇給・昇進の機会が少ない
派遣社員には一般的に評価制度やキャリアアップ制度がないため、同じ業務を続けても給与が上がりづらく、ポジションも変わらないことが多いです。

福利厚生や待遇面の差
交通費や住宅手当、有給の取りやすさなど、派遣先によって大きく差が出るのも派遣社員ならでは。福利厚生が整っている派遣元を選ぶことも重要です。

キャリア形成が自己責任になりやすい
派遣は「与えられた仕事をこなす立場」であることが多く、自発的にキャリアを築こうとしなければ成長の機会が限定されてしまうこともあります。

第2章|正社員との違いと、派遣から描けるキャリアプラン

では、正社員との違い、派遣から描けるキャリアプランについてどのように考えればいいのでしょうか。
描きたい未来や何を重視するかによっても変わってくるのが現実です。

正社員との違いは安定性と責任範囲の違い

正社員と派遣社員の違いは、雇用の安定性責任範囲の広さに現れます。

  • 正社員は無期雇用であり、長期的なキャリア形成が前提。昇給・昇進、賞与、福利厚生など、制度が整っている一方で、異動や転勤のリスクも伴います。
  • 派遣社員は仕事内容が限定的で、業務範囲も明確。責任の範囲が狭いため、プライベートを重視したい人にとっては働きやすい反面、組織内でのキャリアアップは難しいことも。

派遣社員のキャリアプランでどんな未来が描けるか?

スキル特化型キャリア
同じ職種での派遣経験を積むことで、特定分野のスペシャリストとして市場価値を高めることができます。たとえば「営業事務」や「貿易事務」など、ニッチな分野に特化して高時給を狙うケースです。

紹介予定派遣を活用して正社員化を目指す
近年は「紹介予定派遣」制度を利用し、**派遣先の正社員になるケースも増えています。**実際の職場環境を知ったうえで転職できるため、ミスマッチの少ない就職活動としても有効です。

副業や複業との組み合わせ
時間や契約に自由が利く派遣だからこそ、副業や学び直し(リスキリング)と組み合わせたキャリア形成も可能です。週3勤務の派遣でスキルを維持しながら、空いた時間でフリーランス業や資格取得に挑戦する人もいます。

派遣という働き方を、戦略的に選ぶ

派遣社員という働き方は、「不安定」「キャリアが築けない」といったイメージを持たれがちですが、見方を変えれば、自分のライフスタイルや価値観に合った柔軟な働き方ともいえます。

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