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2024.07.09

派遣スタッフの時給交渉について、タイミングや交渉方法について教えます

派遣先で相応の評価を獲得できるようになったら、ぜひともねらいたいのが「昇給」です。

しかし時給交渉を切り出すのに最適なタイミングや、具体的な交渉方法がわからず、躊躇してしまうという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、時給交渉に最適なタイミングや交渉方法を紹介していきます。

業務内容や能力に見合った時給を得たいと考えている人は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてくださいね。

時給交渉に最適なタイミング

前提として、企業が昇給に応じるのは「コストをかけて教育した優秀な人材が離職してしまうのを防ぐため」です。

そのため時給交渉を行ううえでは、派遣先が「手放したくない」と考える条件を満たしている必要があります。

たとえば遅刻・無断欠席や職場内でのトラブルが多い場合には、時給交渉をしても断られてしまうかもしれません。

逆に就業前に想定されていた以上の仕事をこなしていたり、周囲を積極的にサポートしていたりと、会社から頼られる存在になっていれば昇給に応じてもらえる可能性は高まるでしょう。

時給交渉が成功しやすいタイミングを見極めて話を切り出すことも重要です。

たとえば「契約更新の前」は派遣社員が転職を検討する時期でもあるため、昇給につながりやすいタイミングといえます。

ただし直前で打診すると契約に間に合わない可能性もあるため、1カ月前を目安に交渉するのがおすすめ。

また新たな業務・役職を任されたときや、資格取得をしたときなども、時給交渉が成功しやすいタイミングといえるでしょう。

ちなみに勤続期間が短すぎると、成果・実績が不十分とみなされるケースも少なくありません。少なくとも1年以上の勤続が、時給交渉を切り出す目安になります。

時給交渉の具体的な方法

派遣社員の雇用主は派遣先の企業ではなく「派遣会社」です。そのため、時給交渉を派遣先の上司に持ちかけないように注意しましょう。

まず派遣会社に時給交渉をおこない、それを受けて営業担当者が派遣先企業に交渉するというのが基本の流れになります。

とはいえ派遣会社は派遣社員の日頃の勤務状況を把握しているわけではないため、交渉を成功させるためには適切な情報共有が欠かせません。

現場での取り組みや実績、ほかの社員・派遣社員にはない自身の強み、就業後に新たに身につけたスキル・経験・資格などを担当者が把握していると、スムーズな交渉がしやすくなるでしょう。

情報共有を円滑にするためには、担当者との日常的なコミュニケーションや関係性の構築も大切です。

また、あらかじめ派遣先に重視する評価基準を確認しておくと、アピールポイントが明確になります。

どの程度の昇給を希望するのか、具体的な金額を提示することも成功率アップのコツ。

標準的な昇給額は50〜100円程度のため、ひとつの目安にしましょう。

時給アップのために転職するのもひとつ

もちろん上記のタイミングや方法で、時給交渉が必ずしも成功するとは限りません。

昇給に値するだけの働きをしていても、会社に資金面の余裕がなかったり、営業担当者が積極的なプッシュをしてくれなかったりするケースもあるでしょう。

現職で希望が叶わない場合には、時給を上げるために転職をするのも一案。

経験・スキルを最大限に活かせる仕事であれば、いまよりよい条件で働ける可能性があり、就業前の段階で時給交渉ができる余地も生まれます。

ちなみに日テレ人材センターなら、メディア業界・エンタメ業界の仕事を中心に幅広い派遣求人があり、時給アップ・キャリアアップを視野に入れた仕事探しが可能です。

現場の職場環境にもくわしいコーディネーターが、希望の条件にマッチしたお仕事を紹介できます。

「会社への貢献度がきちんと評価される職場で働きたい」という人は、ぜひ日テレ人材センターでの求人検索やご相談を検討してみてくださいね。