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2022.11.14

未経験から映像クリエイターをめざすなら知っておきたい「コンテンツができるまで」

クライアントの要望に応えて、クオリティの高い映像コンテンツを制作する「映像クリエイター」。媒体の多様化や通信環境の変化、映像技術の進化により、今後さらなるニーズの高まりが予想される領域です。

映像クリエイターをめざすうえで、最初に押さえておきたい基礎的な知識が「映像制作の流れ」です。

今回は映像コンテンツができるまでの一連の流れを、5つのステップに分けてご紹介。映像の仕事に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

①制作する動画の企画をたてる

コンテンツの制作をスムーズに進めるために、まずはどのような映像を制作するのか、具体的な企画をたてる必要があります。

そのために受注後すぐに行うのが、クライアントとの打ち合わせです。映像を制作する目的は何か、誰にどのようなメッセージを届けたいか、納期はいつか、予算はどの程度か。ヒアリングを重ねることで、こうした内容を明確にします。

制作の方針が決まったら、次は企画書の作成です。簡単なラフ画なども添付して、わかりやすく映像のイメージを伝えます。認識のズレがなければ、制作スタッフが選定され、映像制作がスタートします。

②シナリオ・コンテ作成

次のステップはアイデアを可視化するシナリオ・コンテの作成です。ここでもクライアントとの議論により細部のすり合わせを行いながら、内容の調整を繰り返します。

シナリオ・コンテをつくる目的は、クライアントや制作スタッフとコンテンツの内容を共有することだけではありません。撮影場所や必要な演者のイメージを明確にすることで、ロケハンやオーディション、衣装・小道具・機材の手配といった、撮影のために必要な準備を具体化する狙いもあります。

撮影スケジュールをまとめた「香盤表」も、シナリオ・コンテと同時並行で作成されます。

③撮影

もろもろの準備が完了したら、いよいよ撮影です。進行は香盤表に従って行われます。

機材をセットしたら、演者の動きや台詞を確認したり、構図・音声などに問題がないかをチェックしたりするために、まずはテスト撮影を行うのが一般的です。

そのあと本番の撮影に入り、作成した台本を実際に映像化していきます。

④編集・音入れ

撮影した映像素材だけでは、まだコンテンツにはなりません。各シーンをつなぎ合わせたり、不要な箇所をカットしたり、テロップを入れたりといった編集作業を通して、体裁を整えていく必要があります。

編集作業は、仮のナレーションや仮のBGMを入れて大枠をチェックする「仮編集」と、完成した作品に仕上げていく「本編集」の2段階で行われるのが普通です。

本編集が終わって最後に行うのが、ナレーションの収録やBGM・効果音の追加を行う音入れ。コンテンツの印象を大きく左右する重要な作業です。ナレーションのアクセントや音のイメージについては、クライアントに確認してもらいながら進めるケースも少なくありません。

⑤試写・納品

映像作品を納品する前には試写を行い、内容に問題がないかクライアントに最終チェックをしてもらいます。

何らかの指摘があれば、前段階に戻りコンテンツを修正します。とはいえ撮影まで戻るのは時間・コストの点から考えると現実的でない場合が多く、微調整のみを行うのが一般的です。

無駄な手戻りを防ぐためには、最初の打ち合わせでしっかり認識を一致させることが重要になります。内容に問題がなければ納品となり、一つの案件が完了します。

映像クリエイターを目指すなら日テレ人材センター

映像クリエイターにはプロデューサーやディレクター、カメラマン、編集、音声などさまざまな職種が存在します。日テレ人材センターでは、このような映像制作に関わる求人を取り扱っています。

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さらなる需要拡大が予想されるこのタイミングで映像クリエイターにチャレンジしたいとお考えの方は、ぜひ求人情報をチェックしてみてください。