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2022.07.19

ラジオにしかない魅力を生み出す! ラジオディレクターの仕事とやりがい

ユーザー数はテレビほど多くないものの、一部のファンから熱狂的な支持を集めるラジオ。今回はラジオの制作に携わる「ラジオディレクター」の仕事内容、やりがい、必要なスキル・適性などを紹介します。

ラジオが好きでプライベートもよく楽しんでいる人、クリエイティブな仕事に興味がある人は、ぜひ最後までご覧ください。

ラジオディレクターの仕事内容

ラジオディレクターの仕事は大きく2つあります。

ひとつは、ラジオ番組の企画・構成です。番組やコーナーの企画・台本制作、放送時間帯の決定、ラジオパーソナリティの人選、番組内の選曲などを行います。

もうひとつは、現場のまとめ役です。番組が始まると、ラジオディレクターは現場監督として指揮を執ります。パーソナリティへの指示出し、機器の操作によるエコーやエフェクトの調整、リスナーからのはがき・メールの確認、イレギュラー対応など、内容は多岐に渡ります。

ラジオディレクターのやりがいと大変な点

ラジオ番組はリスナーからの評価がはっきりと可視化されるコンテンツです。

優れた番組をつくれば、テレビ以上に熱烈なファンがつきやすいのはラジオならでは。チーム一丸となっての番組制作や、はがき・メールから伝わるリスナーの反応は、大きなやりがいです。

テレビと比べてパーソナリティのプライベートな話題や、マニアックな内容にも踏み込みやすく、コアな面白さを追求した番組づくりができるのも嬉しいポイントといえます。

一方で、反響が得られなければ予算縮小や番組終了につながる可能性もある、シビアな世界です。

リスナーの興味を惹きつける番組をつくるには、常にアンテナを張り続けないといけません。インターネット・SNSによる情報収集や取材によるトレンドの把握、ネタ探しは必須です。

生放送では自由なトークが繰り広げられる場面も多々あります。トークの方向性を調整することはもちろん、放送禁止用語や問題発言には十分に注意を払う必要があります。

ラジオディレクターは業務量が多く、生活が不規則になりがちです。実績があるラジオディレクターだと1日に複数の番組を担当する場合もあり、精神的・体力的にタフさが求められる仕事といえるでしょう。

ラジオディレクターに必要なスキル・適性

ラジオ番組の制作過程で制作スタッフと打ち合わせを行うのも、ラジオディレクターの重要な仕事です。相手はプロデューサーやパーソナリティ、構成作家、放送作家、音響、アシスタントディレクターなど、多岐に渡ります。また、現場の声を上層部に伝える場面も少なくありません。

円滑な対話を行うコミュニケーション能力は必要不可欠といえます。

加えて、予期しないトラブルに冷静かつ臨機応変に対応するための柔軟性・問題解決能力が求められます。

優れた番組を制作するには、オリジナリティへのこだわり、より多くのファンを獲得しようとする情熱、優れたアイデアを量産するための発想力やセンスなども必要です。

ラジオ番組に欠かせない音楽の選曲を行うためには、年代・ジャンルを問わず幅広い音楽に精通していなくてはなりません。エンタメや専門分野にも、深くて広い知識が必要です。

知的好奇心が旺盛で、学び続けることに抵抗のない人は、ラジオディレクターに向いているといえるでしょう。

メディア業界の求人に強い日テレ人材センターでは、テレビ局だけでなくラジオ局の求人も扱っています。ラジオ制作が未経験でも、マスコミ業界での実務経験があれば挑戦できる仕事もご用意。現場での仕事を通してスキルや知識を磨いていただけます。

ラジオの仕事に興味がある人は、ぜひ求人情報をご覧ください。