ニーズ拡大中のアニメでビジネス!アニメライツ関連の仕事の魅力
2002年に1兆968億円だった国内のアニメ産業市場は、2020年には2倍以上の2兆4,261億円にまで成長しました。海外人気やビジネスモデルの拡大などの影響もあり、今後さらに市場規模を拡大していくとみられます。
アニメライツ関連の職業は、そんなアニメ業界の成長を支える重要な仕事です。
今回はアニメ業界における「ライツビジネス」の概要をふまえたうえで、アニメライツ関連の仕事内容と、求められる人物像を紹介していきます。
経験やスキルを活かして、急成長中のアニメ業界に転職・就職したいとお考えの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
アニメ業界におけるライツビジネスとは?
アニメ業界ではコンテンツやキャラクターなどのIP(Intellectual Property、知的財産)を、映画・漫画・小説、ゲーム、イベント、CD・DVD・グッズといった形で二次展開するケースが多々あります。
国内外のさまざまな企業に二次利用の権利(ライセンス)を販売するライツビジネスは、IPを保有する会社にとって大きな収入源の一つです。
コンテンツホルダーからすれば、ライツビジネスは既存のコンテンツを提供するだけです。新たに在庫を抱えたり、商品の製造・販売を行ったりする必要がないため、非常に利益率の高いビジネスモデルといえます。
参加型・体験型コンテンツ、異業種コラボレーション、動画プラットフォームでの配信など、近年のアニメ業界ではライツビジネスの幅が急速に広がりました。
ライツ関連の仕事の需要も上昇傾向にあります。
ライツ関連の仕事内容と求められる人物像
ライツ関連の代表的な仕事は、IPをどのように二次展開するかを考える「ライツ企画」と、外部の企業にライセンスを販売する「ライツ営業」の2つ。
どちらの仕事も消費者のニーズを把握したうえで、最適な商品の企画・提案をできる人材が求められています。
ライツ営業ではアニメ業界をはじめ、さまざまな業界の人と関係性を構築していく必要があります。コミュニケーション能力が欠かせません。
とはいえ、ライツビジネスの最終的な顧客はあくまでも一般ユーザー。アニメの知識が豊富で、ファン層の心理を知り抜いている「アニメ好き」には、とくに向いている仕事といえるでしょう。
アニメ業界未経験の方でも、出版・ゲームといった異なる業界でのライツビジネス経験や、エンタメ業界以外でのマーケティング・営業経験があれば、就業のチャンスがあります。
また、海外人気の高い日本アニメは、ライツビジネスもグローバルに展開されていますので、語学力を活かすこともできます。
ライツ関連の仕事を探すなら日テレ人材センター
将来性の高いアニメ業界において、ライツ企画・ライツ営業はとくにニーズの高い仕事です。業界全体が成長過程にある今、狙い目の分野といえるでしょう。
アニメ業界の求人に強い日テレ人材センターでは、業界未経験からでも挑戦できるライツ関連の仕事を取り扱っています。不安なことや不明点は、お問い合わせいただければ業界に精通したキャリアカウンセラーが丁寧に回答しますので安心です。
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