コンテンツの多様化により映像ディレクター求人が増加。求められるスキルとは?
一般ユーザーが気軽に高品質な動画をアップできるSNS・動画配信サービスの普及、WEB動画やデジタルサイネージによる動画広告市場の急成長、5G・VR・ARといったテクノロジーの進化など、さまざまな動向を背景にコンテンツが多様化している映像業界。
ニーズ上昇にともなって数多くのクリエイターが求められるようになり、日テレ人材センターでも「映像ディレクター」の求人が増加しています。今後この傾向はさらに加速していく可能性が高く、映像ディレクターは将来性の高い注目の仕事といえるでしょう。
そこで今回は映像ディレクターの具体的な仕事内容と、就業に必要なスキル・資質・経験を解説していきます。
映像ディレクターとは?
映像ディレクターはテレビ番組・アニメ・WEB広告・CM・MVといった映像コンテンツの制作過程全般を統括する仕事です。
具体的な仕事内容は企画・シナリオの作成、スタッフの選定、スケジュールの決定、出演者の演技指導、撮影・音声・編集に携わるなど非常に多岐にわたります。
映像コンテンツのクオリティはディレクターの腕次第と言っても過言ではなく、「自分の作品」がつくれる裁量権の大きさが魅力といえるでしょう。
映像ディレクターに求められるスキル
映像制作のあらゆる業務に携わる映像ディレクターには、映像業界のトレンドから映像をデザインする方法、構成力や演出に関する知見、機材の扱い方まで映像や撮影に関する幅広い知識が不可欠です。
なにより、各分野のスペシャリストたちをまとめるコミュニケーション能力とリーダーシップ力は必須です。
短いスケジュールの中で行われる映像制作は、不測の事態もつきもの。チームで協力しながらトラブルを臨機応変に乗り越えていく力が求められます。
またほとんどの映像コンテンツは、クライアントの要望に沿った制作が必要です。そのため自分が撮りたい内容ではなく、プロとして「求められているコンテンツ」を仕上げるノウハウが重要になるでしょう。
加えてこれまでにない企画や、面白くて新しいアイデアの着想には、幅広いジャンルの映像の研究が欠かせません。「映像を見るのがとにかく好き」という人に向いている仕事です。
日テレ人材センターから映像ディレクターを目指そう
映像ディレクターを目指す最短ルートは、映像制作・映像配信を行っている会社に勤めること。未経験の場合、まずはアシスタント(AD)として現場で学び、5年ほど経験を積んだのちディレクターに昇格するというのが一般的です。
映像コンテンツのニーズ増加により映像業界は全体的に人材が不足しているため、今なら転職・就職のハードルはそこまで高くありません。
とはいえ映像コンテンツが好きな人にとって、視聴者から「作り手側」に挑戦することは、ワクワクする反面不安も大きいのではないでしょうか。
映像業界に強い日テレ人材センターでは、業界経験があるスタッフがあなたの希望や不安を丁寧にヒアリングします。例えば、医療従事者向けサイトにおける動画コンテンツの制作、イベント制作会社での企業プロモーション業務など、豊富な映像業界求人の中からキャリアプランに合う最適な仕事を紹介します。
「憧れの業界に興味があるけどあと一歩が踏み出せない」という方は、ぜひ日テレ人材センターにご相談ください。