テレビ&映像ディレクターに向いている人・ADに向いている人 それぞれの特徴
テレビや映像業界に転職を考えている人の中には、制作の仕事に興味がある人も多いのではないでしょうか?テレビ番組や映像作品を実際に作る仕事であるディレクターの仕事、やりがいがあって面白そうですよね。
今回は、テレビ・映像ディレクターとAD(アシスタントディレクター)に向いている人の特徴や仕事内容についてご紹介します。
テレビ・映像制作のディレクター、ADに必要なスキル
テレビや映像作品の制作をやりたい!と思っている人は、最終的にはディレクターになりたい、と考えている人が多いことでしょう。実際にも、アシスタントとしてADで経験を積み、ディレクターになる場合がほとんどです。
ディレクター、ADどちらであっても必要なのは、当たり前のようですがテレビや映像が好きで、たくさん見ていることです。テレビ番組だけでなく、映画やコマーシャル、アーティストのミュージックビデオなども幅広く見て研究する姿勢が大切になります。
また、テレビだけでなく音楽やスポーツ、本や漫画、芸術や政治、食、経済など世の中のさまざまなことに常にアンテナを張って興味を持つ必要があります。
自分の好きなことだけでなく広い視野を持ち、さまざまなジャンルで今なにが注目されているか?をキャッチできる好奇心と情報力が武器になります。
コミュニケーション能力もディレクターとAD両方に必須な能力です。
ディレクターもADも多くの仕事仲間や、時には一般の人に協力してもらって番組を作り上げる仕事です。人と関わることが好き、人と交渉することが苦でない人に向いています。
ディレクターに向いている人ってどんな人?
テレビ・映像制作の現場監督ともいえるディレクターに向いているのはどんな人なのでしょうか?
実は、ディレクターに特に重要なのは、論理的思考です。
クリエイティブな仕事なので創造力や発想力が大切と思われがちですが、番組完成に向けて期限のある中で順序だてて必要なものを作り上げていくには、計画性や論理的思考がとても重要になります。
また、判断力も必要です。ディレクターは制作現場の責任者ですから、予想外のトラブルや問題が起こってもスピーディーに判断し、完成に向けて進行しなければなりません。責任をもって適切な判断を下せる能力が必要になります。
ADに向いている人ってどんな人?
一方、アシスタントの役割を務めるADは、ディレクターとは少し違う能力が大切になります。ADに特に期待される力は、細やかな気遣いと慎重さです。
ADは補佐としてディレクターが仕事をしやすいようにアシスタントをするのが仕事です。
制作現場がスムーズに進行するよう、周囲に目を配り、細やかな気遣いをしなくてはいけません。スケジュールや台本、小道具やロケの手配など慎重に確実に準備できることも大切です。
一方で重要なのは、忍耐力と向上心です。ずっとADの仕事がしたい、と思っている人は少数です。「いつかディレクターにステップアップ」が目標でしょう。
そのためには、しばらくは自分の思ったような仕事ができずアシスタントに徹することになっても辛抱強く頑張れること。確実にスキルを積み、ディレクターになるための向上心を持てることが大切です。
ディレクターの求人は経験者がほとんどですが、ADの募集は未経験でも応募が可能。将来を見据え、どんな風に仕事をしていくかの心構えができていればチャンスが広がります。
テレビや映像の制作の仕事をしたい!と思ったら、ぜひ求人情報をチェックしてみてください。