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2020.11.27

なくてはならない縁の下の力持ち テレビ・映像業界「編成」「進行」「技術」のお仕事【後編】

カメラマンと音声

テレビ・映像業界における「編成」「進行」「技術」の仕事についてレポートする2回シリーズ。【前編】では、視聴者からは見えづらいけれど、テレビ局にとっては重要な役割である「編成」についてお伝えしました。今回はコンテンツづくりを支える「進行」「技術」にフォーカスします。

全体に目配りする調整役…「進行」とはどんな仕事?

コンテンツの企画段階から完成までの過程がスケジュール通りに進むよう、目配りをするのが進行の仕事です。

アニメーション制作会社ならば、作品の内容を把握したうえで納期を設定し、スタッフの作業分担や日程設定、でき上がった原画の運搬手配などを行います。テレビ局の場合は、出演者の手配、撮影スケジュールの計画、撮影に必要なスタッフと大道具や小道具、弁当などの手配や、ロケ地における段取りや各種調整を行います。

やりがいは?

自分がアレンジした現場で、携わる人々がストレスなく働けたときやスケジュール通りに進んだ時にやりがいを感じます。経験を積むことで制作現場全体を統括する立場へとキャリアアップできるのも魅力です。

この仕事に就くには?

派遣や未経験者の場合、アシスタント業務の求人があります。制作会社や映像関連の会社の求人に応募し、採用となったらひととおり仕事を覚え、経験値を高めていくというキャリアステップになります。

番組づくりに欠かせないプロ集団…「技術」とはどんな仕事?

コンテンツを制作するにあたり欠かせない技術スタッフ。テレビ局では、社員の半分以上が技術系の仕事をしている場合もあるといわれ幅広い職種が存在しますが、概ね次の3つに分けることができます。

制作現場での仕事:カメラマン・音声・照明・大道具や小道具などの美術など
送出や回線の仕事:中継放送をする際の回線を担当するエンジニア
         放送機器のメンテナンスを行う送信技術者など
開発担当の仕事:最新技術の導入、ニーズに合わせた技術開発

やりがいは?

制作現場での仕事ならば、自分が持つ技術がコンテンツ作りを支えているということでしょう。送出や回線の仕事ならば、トラブルなく番組を放送することかもしれません。どちらの仕事も、スキルアップしていけばまかされる仕事がより高度になっていくのも、やりがいのひとつと言えます。

開発担当のやりがいは、時代が求める最先端の技術開発に携わることができること。最先端の技術をマスターしたいという意欲や、ミッションや納期に対する意識が高い人が求められる仕事です。

この仕事に就くには?

カメラマンや音声・照明、開発担当の仕事は技術や専門知識が必要となりますが、大道具や送出・回線の仕事の場合、未経験者OKの求人もあります。

日本テレビグループの日テレ人材センターでは、メディアやコンテンツ制作に携わる仕事をご案内しています。派遣や未経験者歓迎の求人も、数多く手がけてきました。テレビ・映像業界を後から支える仕事にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。