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2020.04.28

キャリアカウンセラーが語る 「テレビ・映像業界転職の 注目ポイント」 ①異業種転職は可能か?

新卒で入社するか、専門職として経験を積んで転職するしかないと思われがちなテレビ局や映像関連の仕事。しかし、実際の求人を見ると、さまざまな経歴がセールスポイントになるのがよくわかります。日本テレビ人材センターのキャリアカウンセラーとして活躍するNさんは、最近注目の求人について、こんなことを語ってくれました。

「アジア向けにコンテンツを配信したり、海外の作品を日本で放映したりするテレビ局やチャンネルが増えているので、放映権や著作権、出演料などの権利(ライツ)関連の知識やノウハウがある方は引く手あまたです。ライセンス営業や通販番組のバイヤーなどの求人もあり、広告をはじめ営業として実績がある方のチャンスが広がっていると感じています」

日テレ人材センターの正社員求人をチェックしてみると、求められる前職経験は多岐に渡ります。アニメや通販などの専門チャンネルを運営している企業なら、小売業でのマーチャンダイザーやバイヤー、販売企画、営業の経験。プロモーション関連やWebコンテンツ運営の求人は、マーケティング、販促、広告代理店営業などの実績を評価するようです。

「キャラクターやグッズ制作関連の経験がある方も、テレビ局や映像制作会社でキャリアアップできる可能性があります。海外とやりとりする仕事が増えているので、英語ができればさらに評価が高まりますが、英語だけが武器では難しいですね」

インターネットにおける広告収入がテレビを上回ったと報じられた昨今、テレビ局の収益源は、視聴料、アニメや自社ドラマなどのライツビジネス、映画・イベント・グッズ・ゲームなどの連動企画、インターネット事業など多様化しています。プロデューサーも、番組制作の経験が豊富な従来型のスペシャリストばかりでなく、制作委員会の立ち上げなど、新たな収益源を創り上げることができる企画力・営業力・交渉力がある人材が求められています。

総務、人事、経営企画、法務などの管理部門の求人は堅調。それぞれの職種における専門スキルがあれば、業界未経験でも転職成功のチャンスがあります。テレビ局や映像制作会社の求人において、どんな人材が求められているか、どんな役割を担うポジションかを個別に見ていくと、業界の印象が変わるのではないでしょうか。

「テレビ業界で活躍するのが夢だった」「コンテンツ関連の企業に可能性を感じる」「動きがある業界で自分の可能性を広げたい」といった方は、日テレ人材センターのキャリアカウンセラーに相談してみてください。あなたの適性やキャリアプランに合った転職について、業界経験豊富なプロがアドバイスいたします。