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日テレ人材センター

2020.03.25

派遣コーディネーターが語る 「求人&お仕事TOPICS」①アニメ関連求人

制作、進行、権利などの求人が増加傾向

テレビ局や映像関連の求人TOPICSについて、業界に精通した日テレ人材センターの派遣コーディネーターが紹介するシリーズ企画が今月からスタートします。第1回のテーマは、「アニメ関連の求人」です。

アニメを制作する会社、動画を配信する会社など、企業によって求める職種と経験は異なります。アニメの番組や作品自体を制作するシナリオライター、動画クリエイターなどの専門職は、ほとんどが経験者の募集。制作進行のアシスタントや配信関連の仕事は、未経験でも採用するケースもあるそうです。

「今まで、この領域の番組を作っていなかった会社が新規参入し、制作や配信関連の求人を出すケースが増えています」と話すのは、日テレ人材センターで 派遣と正社員採用の両方を担当しているNさんです。

「テレビ局が直接募集する求人はあまりありません。CG制作やアニメーション制作の専門部署や、中小規模の企業が新たな人材を募集しています。事務職は決して多くはないのですが、一般事務や経理事務の派遣社員を採用する企業があります」

コミュニケーション力、専門知識、語学力は高評価

制作進行業務や配信、放映権や著作権などの売買や管理などの業務については、これらの職種自体の経験はなくても、「広告代理店で宣伝やディレクターをやっていた」などの実績を買ってもらえる可能性があるとのこと。「語学力に自信がある人は、海外とのやりとりがある仕事の求人が狙いめです」。中国、韓国、東南アジアにコンテンツを売り込みたい企業が人材の募集を強化しており、ビジネスで使えるレベルの英語力があれば、チャンスが広がります。

制作関連の仕事でプラス評価となるのは、コミュニケーションスキルとアニメーションに関する知識です。「ちょっと見てます、では難しいですね。アニメに興味があるだけでなく、人気作品や最新の番組の傾向・トレンドについて、自分なりの意見をいえるぐらいでないとアドバンテージにはならないでしょう」。事務職でも、「経理の経験が長い」「マクロを使いこなせる」といった専門性を求められる仕事が多いようです。

「アニメ=クリエイティブ、あるいはオタクといったイメージがある方もいるかもしれませんが、制作、進行、配信、権利関係(ライツ)、経理、グッズ制作などさまざまな仕事があるので、コンテンツを世に送り出すことにやりがいや手応えを感じられる人は、ぜひチャレンジしていただければと思います」。

事務関係の職種であれば、残業がない求人も珍しくないそうです。アニメに限らず、「テレビや映像の業界で働きたい」「映画や音楽に関われる仕事に就きたい」という方は、日テレ人材センターのコーディネーターに相談してみてください。