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2020.01.31

テレビ・エンタメ業界に初めて転職・職務経歴書の書き方教えます

履歴書

まずは自分のアピールポイントを整理

華やかなイメージの強い、人気のテレビ・エンタメ業界への転職。「職務経歴書」で、これまでの仕事を自分なりの工夫でプレゼンテーションし、採用担当者の目に留まる書類に仕上げましょう。

書き始める前の準備として、まずは時系列で、勤務先ごとに、「誰に」「何を」「どうしてきた」と仕事内容を書き出してみます。これにより、経験してきた業務だけでなく、得意とする分野や身につけたスキルなどが整理できます。さらに、仕事での成果や実績、評価されたことや自分の特徴、仕事に対するスタンスなども書き留めておくとよいでしょう。

一方、入社を希望するテレビ・エンタメ業界での仕事について、「誰に」「何を」「どうする」の要素で分析し、どのような人が活躍できるのかを考えてみます。求められる能力と、これまでの経験で培われた能力を重ね合わせることで、転職後に活かせる自分の力は何か、何をアピールできるかが見えてくるでしょう。

わかりやすさと具体性がポイント

ここまで整理したら、いよいよ書き始めます。第一印象が良く、分かりやすい書類にするために、見出しをつけるなどの工夫をして、簡潔で読みやすい文章にしましょう。可能な限り名詞や体言止めで記載し、適度に改行し行間をあけ、すっきりとしたレイアウトを心がけます。

職務要約は、自分の仕事にキャッチフレーズをつけたらどうなるかを意識して100字程度でまとめます。

職務内容は、「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」を具体的に書きます。会社の規模や自らの実績は数字で表し、違う企業の人が読んで理解できるようにします。これまでの仕事に対してより定量化された実績を示し、客観的な分析ができていることは、高く評価されるポイントとなります。

実績については、具体的な成果に加えて、実際に取り組んだことをアピールしましょう。テレビ・エンタメ業界の仕事は華やかなイメージが先行しがちですが、現場レベルでの業務をやりきる力や責任感が強く求められます。これまで携わったプロジェクト、企画、業務内容を明示して、その際の状況、課題、行動、工夫が伝わるような職務経歴書にしましょう。

マネジメントやチームリーダーの経験がある場合は、リーダーシップをとって進めた業務の内容と、自らの関わりによってメンバーが目標達成したエピソードなどを用いると効果的です。テレビ・エンタメ業界での仕事は複数メンバーで分業しながら業務にあたるケースが多く、チームで目標に向かって貢献できる人物かどうかは注目されるポイントのひとつです。

最後にセルフチェックを行います。採用担当者の立場から、読みにくい文章構成になっていないか、全ての職歴についての情報が入っているか、アピールしたいポイントがすぐに分かるかなどがチェックポイント。家族や知人に客観的に見てもらうこともおすすめです。あなたの魅力が十分に伝わる職務経歴書を完成させましょう。