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2026.02.10

今さら聞けない「プレスリリース」とは?ニュースとの違いや役割を分かりやすく紹介

プレスリリースは、企業や団体が新しい情報や発表を外部に伝えるために作成する公式の文書です。新商品、サービス開始、イベント告知、人事異動など幅広い情報をメディアに届け、報道につなげる役割を担います。

最近ではSNSや自社メディアの発達により「ニュースリリース」という言葉も見かけますが、プレスリリースは報道機関を主な対象とする公式発信であり、広告や単なるお知らせとは異なるコミュニケーション手段です。

この記事では基本の意味から構成・書き方、成果を出すコツまでわかりやすく解説します。

プレスリリースとは何か?

まずは、プレスリリースが何なのかを分かりやすく解説します。

 基本の定義とニュースとの違い

プレスリリースの本質
プレスリリースとは、企業・団体が発信する“公式のニュース素材”で、媒体の記者や編集者に向けて新しい情報を届け、記事として取り上げてもらうことを目的とした文書です。広告と異なり掲載料は不要ですが、取り上げてもらえるかはメディアの判断に委ねられます。

ニュースリリースとの違い
「ニュースリリース」という言葉も類似して使われることがありますが、ニュアンスに違いがあります。一般的にはプレスリリースが報道機関に向けた情報提供を指す一方、ニュースリリースは生活者や取引先など幅広いステークホルダーに情報を直接届けるケースでも用いられます。つまりプレスリリースは“報道を通じた情報拡散”、ニュースリリースは“直接的な情報共有”の比重が強い発信手段と位置づけられています。

プレスリリースと広告との違い
広告は掲載枠を購入して自社情報を伝える一方で、プレスリリースは記事として取り上げてもらうことに価値があります。広告はコントロール性が高く、表現や期間を指定できますが、プレスリリースはメディア編集を介することで客観性や信頼性が高まり得る点が特徴です。

プレスリリースの目的と基本構成

続いて、プレスリリースを出す目的と、構成についても解説します。

目的は「取り上げてもらうこと」

・主な目的
プレスリリースを書く目的は大きく3つあります。

  • メディアへの情報提供:新商品発売、イベント告知、調査結果などの事実を報道関係者に届ける。
  •  認知度・話題性の向上:記事として取り上げられれば、一般読者や視聴者に幅広く情報が伝わる。
  •  信頼性・ブランド価値の構築:第三者であるメディアを通じた発信は、広告よりも客観性・信頼性の高い情報として受け取られやすい。

基本構成

 プレスリリースには、メディアが短時間で重要情報を把握できるよう一定の構成があります。以下は基本的な構成要素です。

  1. タイトル(Headline)
     要点を簡潔に伝え、記者の目を引く言葉を心がけます。
  2. リード(Lead)
     最初の1~2段落で「誰が・何を・いつ・どこで・なぜ」を端的に示します。
  3. 本文(Body)
     背景や詳細、数字や事実を含めてニュース性を高める内容を書きます。
  4. 引用・コメント(Quote)
     関係者や責任者のコメントを入れることで文書に人間味や裏付けを持たせます。
  5. 会社概要(Boilerplate)
     発信元である会社・組織の簡単な紹介文を添えます。
  6. 問い合わせ先
     編集部が取材や確認を行うための連絡先情報を明記します。

プレスリリースの基本構成を正しく押さえることで、メディアが取り上げやすい形式になります。

プレスリリースの書き方・ポイント

書き方についてもポイントをまとめました。

 取り上げられるリリースにするコツ

1. タイトルは簡潔で具体的に
最初の数語で内容を理解できるよう配慮します。記者は毎日大量のリリースを受け取るため、パッと見て理解される工夫が必要です。

2. 5W1Hを明確に
リードでは「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ」を具体的に提示します。事実情報に基づき簡潔に書くことが大切です。

3. ニュース性・独自性を示す
単なるお知らせではなく、読者や視聴者に価値を感じてもらえるポイントを押さえます。数字や調査データ、社会背景との関係性などを含めると効果的です。

4. 読みやすい構成にする
段落を短く、見出しや箇条書きを取り入れることで読みやすさを高めます。

5. 事実と根拠を重視
主観的な表現を避け、客観的事実に基づいた文章を心がけることがポイントです。

6. 適切な配信タイミングを意識
ニュース性が高い情報はタイミングが命です。速やかに配信することでメディアの関心を得やすくなります。

プレスリリースの効果と活用場面

プレスリリースは単なる情報配信ではなく、ブランディングや信頼構築にもつながる重要な広報ツールです。うまく活用すると次のような効果を期待できます。

ステークホルダーとの関係強化:株主、取引先、顧客など様々なステークホルダーに公式情報を伝える手段になります。

メディア掲載につながる機会創出:多くの編集者の目に留まれば、新聞・Webメディア・テレビ等で取り上げられる可能性が高まります。

信頼性の向上:第三者であるメディアを介して伝わることで、一般消費者や関係者の信頼感向上に寄与します。

プレスリリースは広報の要

プレスリリースは、企業や団体が自社の大切な情報を社会に届けるための基本的かつ強力な手段です。単に書くだけでなく、ニュース性を意識した構成や読みやすさ、配信タイミングを工夫することで、報道につながる可能性を高められます。

そして、プレスリリース作成や広報活動に不安がある場合は、日テレ人材センターが提供する広報支援もぜひご活用ください。企画整理から文章構成、メディア対応まで幅広くサポートしていますので、気になる点があれば気兼ねなくご相談ください。