需要が最高潮!?YouTubeディレクターのお仕事内容とは?
個人だけでなく、企業がチャンネルを開設して情報発信に活用するなど、大きな盛り上がりを見せているYouTube。
企業チャンネルの視聴回数は2020年には437億回に達し、2016年から144.1%の増加となりました。
イラスト・漫画・音声などを活用したステルスYouTuberによるコンテンツの量産など、組織的に運用されるチャンネルが増えている現在、需要が高まっているのが「YouTubeディレクター」です。
今回は「映像業界の仕事やYouTubeに関わる仕事がしたい」という人に向けて、YouTubeディレクターの具体的な仕事内容を紹介していきます。
YouTubeディレクターの仕事内容
「YouTubeディレクター」はYouTubeによる発信のプロフェッショナルとして、個人・事業者の代わりにYouTubeチャンネルの運用・動画制作を行うことで、チャンネルを成功に導く職種です。
YouTubeディレクターの具体的な業務としては、「企画立案」「スタッフの採用・管理」「業務の外注」「分析」などが挙げられます。
企画立案は目標設定、チャンネル全体の方針・戦略、動画コンテンツの企画などについて考える仕事。
何のために・誰に・どのようなメッセージを届けたいのかといった点を明確にしたうえで、その目標を実現する動画内容を深堀りする重要なプロセスといえるでしょう。
企画がまとまったら、それをもとに動画コンテンツを制作するのが次のフェーズです。
サムネイル・タイトル・台本の作成はYouTubeディレクターが担当する場合もあれば、スキルがあるべつのスタッフに任せる場合もあります。
必要に応じてスタッフの採用や、業務の外注、成果物の管理を行うのもディレクターの大切な仕事です。
動画制作に携わるスタッフとしては、ライター・演者・イラストレーター・カメラマン・動画編集者などが挙げられるでしょう。
チャンネルの世界観を崩さずに統一感のあるコンテンツを制作するためには、これらのスタッフへのコンセプト・アイデアの共有や、正確な指示出しなどのコミュニケーションが欠かせません。
動画をYouTubeにアップロードしたあとは、視聴者の反応を分析して、コンテンツの改善やチャンネルの軌道修正を繰り返すことが重要。
このときチェックすべき内容には、再生回数、視聴維持率、平均視聴時間、登録者数、関連動画からの流入数、サイトのクリック率などがあり、どこに重きをおくかはチャンネルの目的によって異なります。
たとえば認知拡大・ファン獲得が目的であれば、重要になるのは再生回数・登録者数などの指標です。
一方、商品・サービスの販売を目標にする場合には、サイトのクリック率や遷移後の販売率を含めた総合的な分析が必要になるでしょう。
さまざまな数値に基づいて成果につながる発信を行うマーケティングスキルは、YouTubeディレクターに必須のスキルといえます。
YouTubeディレクターを目指せる「日テレ人材センター」
メディア業界の求人が豊富な「日テレ人材センター」では現在、映像制作会社でのYouTubeディレクターの仕事を取り扱っています。
若いスタッフが活躍しているアットホームな職場で、企画から撮影・編集・リサーチ・納品・成果物チェックまで、YouTube制作の全工程を経験可能。
映像の企画・制作経験があれば、YouTube業界未経験からでも応募できます。
またYouTubeディレクター以外にも、未経験からチャレンジできる映像制作の仕事を数多く取りそろえているため、「日ごろからYouTubeを見るのが好きで、コンテンツ制作に携わりたい」「映像業界への就職・転職を検討している」という方は、ぜひ日テレ人材センターの求人情報をチェックしてみてください。