将来性が高い広告運用業務!仕事内容から必要なスキルについて
2021年にはマスコミ四媒体と呼ばれるテレビ・新聞・ラジオ・雑誌の広告費を上回ったインターネット広告。いまや企業が商品を宣伝したり、見込み顧客を集めたりするうえで、インターネット上での広告運用は欠かせません。
このような動向を背景に、広告運用を専門に担当する広告運用業務のニーズは年々高まっています。
今回はそんな将来性が高い「広告運用」の仕事について、仕事内容や必要なスキルを紹介。
広告運用やマーケティングに興味があり、転職・就職を目指したいという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
広告運用の具体的な仕事内容
広告運用業務の役割は、集客・販売といった目標を達成するために、広告を企画・入稿・分析・改善することです。
業務上の立場としては、広告運用を行う部署が自社の広告を担当する場合もあれば、広告代理店やフリーランスとしてクライアント企業の広告運用を代行する場合もあります。
広告運用業務では具体的な目標と、広告を届けたいユーザー像を具体化したうえで、最適な広告の選定・作成を行います。
そのため各広告の種類・仕組みについての理解が欠かせません。
現在メインで使われることの多い広告は「リスティング広告」「DSP広告」「SNS広告」の3つ。
「リスティング広告」はGoogleなどで特定のキーワードを検索したユーザーに、テキストやバナーなどのリンクを表示する広告です。
人気のあるキーワードで広告を表示させるためには、それだけ多額の入札額や、クオリティの高い広告が必要になります。
「DSP広告」は指定したターゲット属性に向けて、サイトやアプリに表示される広告。リスティング広告と比べて、狙い通りのユーザーに訴求しやすいのが特徴です。
「SNS広告」はその名の通り、Facebook、Twitter、InstagramといったSNS上に広告を表示します。
SNSはサービスごとにユーザーの性質がわかりやすく、また検索履歴・ターゲット属性から表示対象を決定できるため、ピンポイントでの訴求に適した広告といえるでしょう。
広告の種類が決まったら、ターゲットの興味を引くテキスト・画像などを作成して入稿。
その後も分析ツールを使って、表示回数・クリック率・販売数などの実際の効果をチェックしながら、配信方法やテキスト・画像などの改善を繰り返していきます。
必要なスキルと向いている人の特徴
広告運用業務は広告の種類についての知識だけでなく、マーケティング・広告・ビジネスに関わる幅広い知識・スキルが求められます。
広告で成果をあげるためにとくに重要なのが、効果の測定・分析です。
先述したように広告に関連するさまざまな数値を確認しながら、広告の改善を繰り返していく必要があり、数字に強い人や分析力がある人に適性のある仕事といえるでしょう。
基礎的なマーケティング・データ分析の知識を身につけるなら、「ネットマーケティング検定」「マーケティング・ビジネス実務検定」「IMA検定」「GAIQ」「ウェブ解析士」といった資格の勉強をしてみるのも一案です。
打ち合わせでクライアントからの要望を把握したり、ユーザーの心に刺さる広告を配信したりするためには、相手の視点に立ってものごとを考えるコミュニケーション能力も重要なスキル。
加えてつねに広告・マーケティング関連の情報や、業界内の最新トレンドにアンテナを張り、知識をアップデートする好奇心・学習意欲も必要になります。
また広告運用業務は地道で細かい作業も少なくありません。
そのような業務が苦にならず、結果が出るまで継続して改善が繰り返せる忍耐力の持ち主に向いている仕事といえます。
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以上、広告運用業務について、仕事内容や必要なスキルを紹介しました。
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