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2020.03.20

テレビ番組・映像コンテンツに関わる人々 【テレビ局編】

テレビカメラマン

「 テレビや映像の仕事っておもしろそう! 」と興味を持っている方、華やかなイメージがある業界ですが、知らないことも多いと思います。
実際に転職先に考えるなら、具体的な仕事の内容を知っておいて損はありません。今回は、テレビ番組・映像コンテンツに関わる仕事について、詳しく紹介していきたいと思います。

番組制作をしたければ、テレビ局に就職すればいいの?

テレビ番組や映像コンテンツの制作に携わる仕事をするには、どこに就職すべきでしょうか?まず思い浮かぶのがテレビ局です。

テレビ局では、さまざまな番組づくりが行われています。就職して、制作部門に配属されれば、番組を作る仕事に携わることが出来ます。
しかし、「テレビ局」という大きな会社が、番組の撮影などをすべて直接手掛けているかといえば、そうではありません。企画や構成をテレビ局が行い、番組づくりの実作業は制作会社が請け負うのが一般的です。

また、テレビ局には制作以外にも多様な部署が存在します。経理部、人事部、総務部、宣伝部、広報部など一般の企業と同様の部署があって成り立っているのです。「就職=テレビ番組の制作」というわけではありません。
とはいえ、広い意味ではそれらの業務があってこそ、おもしろいコンテンツが出来上がるわけですから、現場を支える形で番組作りに携わっていることは間違いありません。

現場で番組づくりを手掛けたいなら、制作会社に注目

テレビ番組や映像コンテンツに関わる仕事をするには、テレビ局に就職する以外に方法はないのでしょうか?
先に解説したように、テレビ局以外では「制作会社」という就職先が考えられます。番組制作会社は、中小規模の会社が多く、テレビ局からのオーダーを受けて番組や映像コンテンツを作っていきます。「実働部隊」ともいえるでしょう。
制作会社が募集しているディレクターやクリエイター、制作進行アシスタントなどの求人に応募し、採用となれば、「番組制作」に携われることができます。

制作会社には、台本を書いたり、撮影、編集などを行う専門職のスタッフを内部で抱えている会社と、外部の専門企業とパートナーシップを結んで番組を作っている会社があります。あなたがやってみたい仕事が、どんな役割なのかによって、転職先は変わってきます。

ディレクターやカメラマンだけでは番組は作れない

テレビ局に「人事部」「経理部」などがあるように、テレビ番組や映像コンテンツは「放送作家」「カメラマン」「音声」など、バラエティ番組などで馴染みのある職種だけでは作り上げることができません。
スケジュールを予定通り進行させたり、撮影用の小道具や衣装を揃えたり、営業活動や広報活動を行うなど、番組を世に届けるために陰で支える多くの仕事があります。

求人情報を見ると、「ディレクター」「制作アシスタント」「制作進行」「放送進行」「権利(ライツ)担当」など、さまざまな職種があることに気づくでしょう。それぞれ、活かせる経験やスキルが違いますので、あなたのキャリアと志向にあった仕事を見つけてみてください。

未経験でも「テレビの仕事に関わりたい」「番組づくりを支える一員になりたい」という方は、派遣の事務職という選択肢もあります。一般事務、経理事務、営業事務など、他業界と同じようにさまざまな求人が行われています。日テレ人材センターの派遣求人には、残業ゼロの求人もあり、働きながら業界と仕事を知りたいという方には、比較的にハードルが低い入り口になりえるのではないでしょうか。

「それぞれの仕事について、具体的な中身を知りたい」「どんな制作会社があるのか教えてほしい」「未経験者を募集している企業を探している」という方は、日テレ人材センターのキャリアカウンセラーや派遣コーディネーターに相談してみましょう。テレビ局関連の人材会社ですので、業界の現状をふまえたアドバイスによって、あなたのキャリアをサポートします。