【5分でわかる】人事事務の仕事内容、求められるスキルから役割までを解説

企業の「人」に関わる業務を担う人事部。そのなかでも人事事務は、採用・入退社手続き・勤怠管理などの実務を支える重要なポジションです。
華やかな採用担当とは違い、表に出る機会は多くありませんが、組織運営を安定させる基盤として欠かせない役割を担っています。
この記事では、人事部の全体像を整理したうえで、人事事務の具体的な仕事内容、求められるスキル、向いている人の特徴までを分かりやすく解説します。人事系の仕事に興味がある方や、事務職からキャリアの幅を広げたい方はぜひ参考にしてください。
人事部の仕事の全体像と人事事務の位置づけ
まずは、人事部の仕事の全体像と人事事務の位置づけを理解しておく必要があります。
企業によっては「人材開発部」「人事総務部」「管理部」など呼称は様々であり、業務範囲も異なるケースがありますが、一般的な人事部と人事事務について解説します。
人事部の主な役割
人事部は「人材を採用し、育て、定着させる」ことを目的とした部門です。企業規模によって分業の細かさは異なりますが、一般的に次の領域で構成されています。
採用
- 募集計画の作成
- 面接対応
- 内定者フォロー
労務管理
- 勤怠管理
- 社会保険手続き
- 給与関連処理
人材開発
- 研修企画・運営
- 評価制度の運用
- 配置・異動調整
制度運用
- 就業規則の管理
- 人事制度の整備
- 働き方施策の導入
企業にとって人事部は「会社の方針を人に反映させる部門」です。そのため戦略的役割と実務的役割の両方が存在します。
人事事務の役割とは
人事事務は、上記の業務が円滑に進むよう支える実務担当です。
いわば「人事部のインフラ担当」であり、正確さと継続性が求められます。
人事担当者が意思決定や対外調整を行うのに対し、人事事務は処理と管理の専門家です。
会社の信用や従業員の生活に直結する情報を扱うため、ミスの少ない運用が最も重視されます。
人事事務の主な仕事内容
入退社手続き
- 雇用契約書の作成
- 社会保険の加入・喪失手続き
- 社員情報の登録
勤怠・給与関連サポート
- 勤怠データ確認
- 不備の問い合わせ対応
- 給与計算用データ作成
採用サポート
- 応募者対応(メール・日程調整)
- 面接資料準備
- 入社案内送付
社内窓口業務
- 証明書発行
- 住所変更受付
- 社員からの問い合わせ対応
派手さはありませんが、どれも止まると会社が回らなくなる業務ばかりです。
そのため「ミスなく、期限内に、継続して行う」ことが最重要ミッションとなります。
求められるスキルと向いている人の特徴
人事事務の内容を知ったところで、求められるスキルと向いている人の特徴を紹介します。
必須スキル
正確性
人事事務は数字と個人情報を扱う仕事です。
1文字の入力ミスが給与や保険に影響するため、スピードより正確さが優先されます。
スケジュール管理力
入社日・給与締日・保険期限など、締切が明確な業務が多く存在します。
優先順位を整理し、遅延を防ぐ力が不可欠です。
基本的なPCスキル
- Excelの関数
- データ管理
- 文書作成
高度なIT知識より「扱い慣れていること」が重要です。
守秘義務意識
評価・給与・家庭事情など、機微情報に触れます。
口の堅さはスキルと同じくらい重要な資質です。
あると活きるスキル
調整力
面接日程調整や社内確認など、板挟みになる場面が多くあります。
対立を生まない伝え方が求められます。
業務改善意識
人事事務はルーティンが多い分、効率化の余地があります。
手順の整理やフォーマット改善が評価につながります。
向いている人の特徴
- コツコツ作業が苦にならない
- 人を支える役割にやりがいを感じる
- ルールを守ることに抵抗がない
- 感情より事実を優先できる
- 周囲の変化に気づきやすい
反対に、変化の大きさや成果の派手さを求める方はギャップを感じやすい職種です。
人事事務は「目立たないが評価される仕事」といえます。
人事事務のお仕事も日テレ人材センターにはあります!
人事事務は、人事部の業務を支える基盤的ポジションです。
採用・労務・制度の実務を担い、会社と社員の安心を守る役割があります。派手な企画力より、正確さ・継続力・調整力が活きる職種であり、事務経験を活かして専門性を高めたい方に適しています。
なお、日テレ人材センターでは人事事務(人事サポート)の案件も取り扱っています。
「人事の仕事に挑戦したい」「事務経験を専門職へつなげたい」と感じた方は、まずは気軽に相談してみるのがおすすめです。
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