派遣で新しい自分を発見! 産休代替勤務で広がるキャリアの可能性
「産休代替」は、産休に入る正社員の代わりに期間限定で業務を代替する派遣形態のひとつです。産休代替なら正社員として就職・転職する場合と比べて、より気軽に「あの会社」「あの仕事」の業務を経験できます。
本記事では、そんな産休代替の特徴とメリットを解説。「産休代替がどのような制度か知りたい」「派遣でキャリアの可能性を広げたい」という人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
産休代替とは?
労働基準法には「母性保護規定」という決まりがあり、企業は出産する女性を「産前6週間」「産後8週間」は就業させることができません。
また、多くの社員は産休後にそのまま育休に入るため、休暇期間はさらに長引くのが一般的です。
当然、産休育休中はその社員が抱えている仕事をべつの誰かが引き継いで、業務が滞らないように穴埋めする必要があります。
しかし企業によっては空白を埋められるだけの人手が足りず新たに社員を雇ったり、ほかの社員の業務量が増えてしまったりと、これまでスマートな解決策を講じられないケースが少なくありませんでした。
このような企業のニーズを背景に生まれたのが「産休代替制度」です。企業は制度の活用により、新たに社員を雇わなくても産休育休中の人手不足を解消することが可能。
在籍する社員も、これまで以上に気兼ねなく産休・育休を取得できるようになりました。
産休代替の仕事の特徴とメリット
産休代替で働く場合、派遣社員は産休育休中の社員の業務内容をそのまま引き継ぎます。
そのため、一般的な派遣の仕事と比べると担当する業務範囲は広め。求められるレベルもやや高い傾向にあり、即戦力としてのスキルが必要になるでしょう。
仕事の進め方は、通常の派遣であれば「正社員のサポート」という形で、指示された業務を遂行するのが基本です。
一方、産休代替では正社員のポジションをそのまま代替するため、自己判断で業務をこなしたり、ひとりでトラブルに対処したりする機会が多くなります。
ほかの社員と連携・コミュニケーションを取るときも、基本的に立場は同等。ふつうの派遣以上に、職場に馴染むための積極的な心がけ・働きかけが求められるでしょう。
このように一般的な派遣と比べると高度なスキルやコミュニケーションが求められる産休代替ですが、だからこそ得られるメリットも少なくありません。
たとえば時給は派遣求人のなかでは高めに設定されている場合が多く好待遇。裁量権も正社員並みに大きいため、やりがいを感じやすい業務形態です。
それでいて、正社員として就職する場合と比べると就業のハードルはそこまで高くありません。
また契約期間が1〜2年ほどと明確なのも利点でしょう。
強い興味があった仕事・ポジションでも、実際に経験してみたら「自分には向いていないかもしれない」と感じることは多いもの。
しかし「短期間で転職を繰り返すと印象が悪いのではないか」「せっかく採用された会社だからすぐに辞めるのは気が引ける」といった理由から、ずるずると在籍し続けてしまう人も多いのが実情です。
その点、産休代替なら期間限定で業務を体験できるため「ちがうな」と思ったときはスムーズにキャリアの方向転換がはかれます。
契約終了のタイミングが最初からわかっているためその後の転職スケジュールが立てやすく、先回りしてスキルアップ・資格取得などの準備ができるのも嬉しいポイント。
加えて、正社員と同様の仕事を経験できるのもメリットのひとつでしょう。産休代替では業務を滞りなく遂行できるように引き継ぎも入念に行われる傾向にあります。しかも学んだ内容はすぐに現場で実践できるため、自己成長する絶好の機会です。
産休代替として業務を遂行した実績は、その後の転職でも「実務経験」として有利にはたらくためキャリアの可能性をさらに広げることが可能。結果として理想のライフプランを実現しやすくなるでしょう。
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