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2020.01.14

メディア・コンテンツの仕事で求められるスキル

コミュニケーションスキルが実は重要

テレビ・映像・動画・記事配信…メディア関連の仕事というと、「企画力やクリエイティブセンスが必要」と思われがちですが、実際にはさまざまな仕事があり、活かせるスキルは千差万別です。テレビ番組や動画・アニメ制作に携わるスタッフにしても、最初からノウハウがあったわけではありません。アシスタントから始めて取材や撮影、編集作業の工程やスキルを学び、経験をベースにディレクターとして活躍している人も数多くいます。

職種と仕事内容によって求められる経験やスキルは変わりますが、「これがあれば多くの仕事で強みになる」汎用性が高いスキルも存在します。ディレクターと呼ばれる人も、制作現場でもマーケティングでも求められるのはコミュニケーションスキル。コンテンツ制作は分業化が進んでおり、関係者と連携しながら進めていく仕事が多いのです。

ものづくりなら「ニーズを汲む力」、ディレクターなら「やりたいことを理解させる力」があれば、スムーズに仕事を進めることができ、長きにわたって協力してもらえるスタッフが増えていくはずです。

高評価につながる事務スキルと英語力

テレビや映像コンテンツを作る会社でも、書類のやりとりや予算管理などの事務作業は必ず発生します。エクセルやワード、パワーポイントなどの操作スキルに加えて、スケジュールや予算、作業フローの管理ができれば重宝されるでしょう。派遣社員の求人においては、一般事務、営業事務、経理事務などの求人が多く、総務や人事、商品の買い付けなどコンテンツ制作以外の正社員募集も少なくありません。 異業種からの転職の場合は、事務、営業、管理業務の経験やスキルをアピールできれば、強みを活かしたキャリアアップの道が見えてきます。

もうひとつ、ニーズが高いスキルは英語力です。海外からコンテンツを仕入れて配信する会社なら、現地とのやりとりやコンテンツの翻訳、字幕制作などのニーズがあります。英語力とコミュニケーションスキル、事務スキルがあれば、バイヤー職や買い付け部門のマネージャーとして評価される可能性が高まります。

メディアやコンテンツを制作する企業とひとことでいっても、さまざまな仕事と求められるスキルがあり、他業界と共通のスキルが武器になる可能性があるのがご理解いただけたでしょうか。現在の仕事で培ったスキルをどう高めるか、面接などでどうアピールするかが転職を成功させるポイントになります。キャリアカウンセラーと相談しながら、将来のキャリアと磨くべきスキルを検討しましょう。