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2023.06.12

コンテンツの多様化で活躍するチャンスが広がる テレビ・映像業界の最新動向【映像業界編】

ネットシフトによりコンテンツが多様化するテレビ・映像業界の最新動向について、2回にわたりレポートする本シリーズ。第1回の【テレビ業界編】では、番組制作のDXや番組のオンライン配信といった動向について取り上げました。

第2回ではスマホ・タブレットの利用拡大や5Gの普及などにより需要が拡大している、映像業界の最新動向をピックアップしていきます。

テレビ・映像業界に興味があり、活躍のチャンスをつかみたいとお考えの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

映像クリエイターのニーズ拡大

2020年の2,954億円から、2021年には4,195億円にと、急成長を遂げている動画広告の市場規模。2025年には1兆円規模に突入するという予測もあり、非常に将来性の高い領域です。

また最近では広告だけでなく、有料動画の販売によりマネタイズするケースも増加傾向にあり、ビジネスの幅が広がっています。

これに伴いニーズが拡大しているのが、映像制作や動画編集を担う映像クリエイター。映像編集ソフトや機材などの進化も相まって、初心者からでも比較的挑戦しやすい職業になりつつあります。

もちろんほかのクリエイターに埋もれないためのアイデアや企画力などは必要になるものの、映像業界に参入するなら、過渡期のいまは大きなチャンスといえるでしょう。

最先端技術によるコンテンツの多様化

最先端のテクノロジーを活用することで、これまでにない新しいコンテンツ制作の可能性が広がっています。

たとえばVR/ARは、映像体験をより高い臨場感で楽しめるようになるだけでなく、画面上にユーザーが必要としている補足情報を表示させるなど、コンテンツの利便性向上にも効果を発揮。

シミュレーションに使用したり、研修用動画に導入したりと、エンタメにとどまらない幅広い用途が想定される技術です。

体の動きにアバターが連動するモーションキャプチャーは、人気の映像コンテンツVTuberの活躍を支えるテクノロジーです。個人が入手しやすい価格帯の製品も増えてきており、市場の活性化に寄与しています。

気軽に空中撮影が行えるドローンも、これまでにない映像体験をもたらしたソリューションです。同時に注目を集めりつつあるのが、無人撮影が可能なAIカメラ。スポーツ中継の際に高速で動くボールを自動追従して撮影ができるなど、映像の質向上に寄与することが期待されます。

このように制作可能なコンテンツの幅は、テクノロジーの発展とともに広がっています。新しい技術にアンテナを張り、いち早くコンテンツに取り入れることで、ほかの映像クリエイターとの差別化をはかれるかもしれません。

以上、2回にわたりテレビ・映像業界の最新動向についてレポートしてきました。

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