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2021.09.27

IT活用が成功のカギ!?コロナ禍でも伸びているエンタメ業界とは

作品やサービス、パフォーマンスなどを通じて人を楽しませるのを目的とするエンタメ業界は、新型コロナウイルスの蔓延により深刻なダメージを受けました。

しかしエンタメ業界の中でも、すべての分野が落ち込んだわけではなく、時代背景を追い風に変えて躍進しているコンテンツも少なくありません。とくにIT技術を活用している分野の成長には目覚ましいものがあり、大きな過渡期を迎えている領域もあります。

本記事ではコロナ禍でも好調な、「IT技術を活用したエンタメ業界」の動向をレポートします。

ゲーム業界

IT技術との相性がいい分野のひとつがゲーム業界です。

中でもビデオゲームなどの電子機器を使う競技「eスポーツ」は、世界的な盛り上がりを見せています。2020年に市場は3000億円を突破すると見込まれており、オリンピックの新種目としても検討されるなど、将来性の高い分野といえるでしょう。日本でも現在、eスポーツの法整備が進んでおり、今後の市場拡大が予測されます。

またAppleとGoogleが先陣を切ってサービスを開始した「サブスクリプション型ゲーム」も注目の分野です。これは定額料金を支払うことで、契約期間中サービス側が提供するゲームを自由に遊べるサービスです。GoogleのStadiaはデバイスを選ばずいつでもどこでも楽しめたり、YouTubeと連動して世界中の人と体験を共有できたりと、ゲーム業界に大きな変革をもたらしました。

体験型ビジネス業界

現代はモノ消費・コト消費に続く概念として、リアルタイムな体験性を重視する「トキ消費」が求められています。

コロナ禍では、とくにオンラインイベントの需要が増加。場所の誓約を受けない双方向的なコミュニケーションが可能なオンラインイベントは、オフラインにはない利点が注目されています。無観客ライブ・無観客試合・SNSライブ配信のほか、バーチャル空間にアバターを使って参加するバーチャルフェスなど、さまざまな形態のイベントが実施されています。

また今後は、現実世界とデジタル情報を重ね合わせ、CGなどで作った仮想のモノを現実世界に反映していくARやVR(バーチャルリアリティー)の技術がエンタメと融合することで、より臨場感のある体験型ビジネスが生まれていくでしょう。

動画ビジネス業界

インターネット広告市場は、4大マスメディアに匹敵するほどの急成長を示しており、とくに近年では動画広告に高いニーズがあります。動画広告の人気の理由は、動画ビジネスがもつユーザビリティの高さです。

TVerやHuluなどの動画配信サービスは、映画・アニメ・テレビ番組を時間と場所を選ばずにスマートフォンなどからも気軽に楽しむことができます。

また、YouTubeやSNSライブ配信など誰もが簡単に利用できる動画配信プラットフォームは、個人が動画で情報発信を行える文化をつくりました。インフルエンサーといわれる視聴者にとって身近な存在で、強い影響力をもつ発信者も増えています。

動画ビジネス業界は、通信の高速化をもたらす5G通信が普及することで今後さらなる飛躍が期待されます。

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