第二新卒でテレビ局の求人ってあるの?
有名大学から新卒で就職する「エリート街道」というイメージが強いテレビ・マスコミ業界。
第二新卒での転職は厳しいのではないかと二の足を踏んでいる方は多いかもしれません。
果たして別業界からテレビ局の仕事に転職することはできるのでしょうか。
本記事では第二新卒を対象にしたテレビ局求人の有無や、就業を目指すときのポイントについて解説していきます。
第二新卒を採用しているテレビ局の仕事
結論から言うと第二新卒でもテレビ局の正社員を目指すことは可能です。実際に職種・時期にもよるものの多くのテレビ局が積極的に第二新卒を採用しています。
たとえば日本テレビの2024年度入社・新卒採用募集要項の応募資格は、2024年4月1日時点で28歳以下で、4年制大学・大学院修士課程・高専専攻科を卒業・修了または卒業見込み・修了見込みの方。卒業済みでも応募することができます。
キャリア採用も随時行っており、資格や実務経験・即戦力になるスキルがあれば年齢不問で転職可能です。
たとえば現在はコンテンツビジネスプロデューサー、動画配信戦略部門、新規メディアビジネス・コンテンツ開発部門、財務会計・経営管理推進部門などの職種・部門で人材を募集しています。
加えて「テレビ局で働ける仕事」とより範囲を広げて考えるなら、番組制作会社への就業という選択肢も。
実はテレビ局で番組制作などの仕事に携わっているスタッフは、外部の制作会社から出向しているというケースがほとんどです。
制作会社は中途採用の求人も多く、ADなどの職種であれば未経験からでも就業できます。
テレビ局の新卒採用・キャリア採用と比べて就業のハードルもそこまで高くないため、よりチャレンジしやすい方向性といえるでしょう。
制作会社で実績を積み重ねれば、プロデューサーやディレクターとしてキャリアアップしたり、フリーランスとして独立したりする道も開けます。
高倍率なテレビ局で採用を勝ち取るのは難しそうとお考えの方や、テレビ業界の仕事のなかでも制作に携わりたいという明確な意志がある方は、制作会社を目指すほうが確実性が高いかもしれません。
第二新卒でテレビ業界に就業するためのポイント
第二新卒でテレビ局・制作会社への就業を目指すために、まず重要になるのがキャリアプランの具体化です。
テレビ業界と一口に言っても、業界や携われる領域は多岐にわたります。
たとえば制作に携わりたい場合でも、制作したいコンテンツがバラエティなのかアニメなのかで選ぶべき制作会社は異なるでしょう。
そのためどのような仕事がしたいのか最終的にどのようなキャリアを築きたいのかを明確にしたうえで、そこから逆算して最初の一歩を踏み出すことが大切です。
また就職活動では第二新卒ならではの強みをアピールするのがポイント。
ポテンシャルでの採用がある新卒と比べて、第二新卒はこれまでの経験・スキルが重視されやすい傾向にあります。
そのためどのような能力が求められているかを把握したうえで、ニーズに合った人材であることを訴求できると希望の職種・仕事に採用される確率は高まるでしょう。
その際にアピールすべきなのは、テレビ業界に直接関係しそうな経験・スキルだけとは限りません。
多様な視点からの意見が求められる制作現場では、むしろほかの求職者や既存の人材にはない強みが重宝される場合もあります。
とはいえ自分自身の経験・スキルでどのような貢献ができるかを客観的に考えるのはなかなか難しいもの。
そこでおすすめなのが転職エージェントの活用です。
とくにテレビ業界に特化した転職エージェントなら、業界の仕事内容やキャリアモデルに精通しているため、就業先選びや自己アピールに関する的確なアドバイスを受けられます。
さらに新しい求人が出たときスピーディーに共有してもらえる、各現場の業務内容や内情をくわしく聞けるなど、情報収集の手間も大幅に削減されるため、効率的に転職を進められるのも魅力でしょう。
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