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2024.09.17

配信サービスが主流の時代での音楽業界の動向について

CDの販売やレンタルの売上が縮小して、配信サービスが主流となった音楽業界。

しかしビジネスモデルが変化した現在でも、音楽の制作、アーティストのサポート、音楽のプロモーション、コンサート運営といったさまざまな仕事があり、やりがいの大きさから求職者にも人気の業界です。

そこで今回は音楽業界への就職・転職を検討されている人に向けて、業界動向や働くためのポイントを紹介していきます。

音楽業界の動向

音楽業界の現状を語るうえで避けては通れないのが「配信サービス」の台頭。

CDを購入しなくても音楽を楽しめる利便性と、サブスクリプション型のコストパフォーマンスの高さからニーズが拡大しています。

またSNSやYouTubeなどで音楽を楽しむケースも増加。これに伴い、それまで主流だったCDの販売・レンタル市場も大幅に縮小しました。

一方、リアルタイムで音楽やアーティストのパフォーマンスを楽しむ「コンサート」は、依然として人気のコンテンツです。

コロナ禍の影響で一時は市場規模が82.4%ほど減少したライブ・エンタテインメント市場も、イベントの規制が撤廃されたことで順調に復調。2022年にはコロナ前の約90%ほどまでに市場が回復しました。

とくにオンラインで気軽にコンサートを楽しむ「ライブ配信」は利用者が増えており、今後の音楽業界を牽引する領域として注目されています。

このように音楽業界ではオンライン経由でのサービス需要が拡大しており、今後この動向はさらに加速していく可能性が高いでしょう。

音楽業界で働くためのポイント

音楽業界で働くうえでは、まずどのような領域に携わりたいのかを明確にすることが重要です。

音楽業界の主な就職先としては、音楽の制作からプロモーションまでを行うレコード会社、アーティストのマネジメントを担当する所属事務所、コンサート運営会社、配信サービスの運営会社、CD・DVD・チケットなどの販売会社が挙げられます。

レコード会社での具体的な職種は「音楽プロデューサー」「ディレクター」「レコーディング・エンジニア」といった音楽制作に直接関わるポジションです。

音楽制作に関する深い知識・スキルが求められる職種といえるでしょう。

また「プロモーションの企画」など、よりビジネス的な領域に関わる職種もあります。企画・マーケティングといった経験・スキルがあれば、他業界から転職できるケースも少なくありません。

所属事務所の代表的な職種は「アーティストのマネージャー」。コミュニケーション能力や、マネジメント経験、プロデュース能力などが重視される仕事です。

コンサート運営会社の「イベンター」や「舞台監督」は、コンサートを成功させるためのあらゆる業務に携わるポジション。

当日の運営だけでなく、アーティストの選定やスポンサーの募集が重要な仕事となるため、業界知識やコミュニケーション能力が欠かせません。

ほかに「音響スタッフ」「照明スタッフ」「PAエンジニア」といった、技術系のスキル・経験が活かせる仕事もあります。

配信サービスの運営会社では、IT・デジタル関連に強い人材のニーズが拡大中です。デジタルマーケティングやWebサービスに関する知識・スキルがあれば、チャレンジしやすい領域といえるでしょう。

いずれの職種をめざす場合でも、まず必要になるのが音楽への情熱。音楽業界では人気のあるアーティストや楽曲の移り変わりが早いため、つねに最新情報にアンテナを張っている必要があります。

さらに、複数のイベントが同時進行する音楽業界の仕事は、時期によってタイトな締切に追われるなど、体力・気力が求められるケースも少なくありません。

ちなみに上記のような専門職のほかに、事務職として音楽業界に転職できる場合もあります。

事務経験や基礎的なPCスキル・コミュニケーション能力があれば、音楽・技術関連の高度なスキルがなくても挑戦しやすいポジションです。

音楽を含むメディア業界の仕事が豊富な日テレ人材センター

以上、音楽業界の動向や働くためのポイントを解説してきました。

メディア・エンタメ業界の求人情報を数多く取り扱っている日テレ人材センターでは、音楽業界の仕事も豊富に取りそろえています。

上記で紹介した職種のほかにも、音楽関連のライセンス営業・グッズ販売・アプリ開発、音楽系ニュースの配信サポート、広報・人事・経理・財務といった事務業務などの求人を掲載中。

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