2023.09.12

世界に誇る日本のアニメを支える仕事！「アニメ制作会社」の魅力をご紹介

好きなアニメに関われるやりがいの大きな仕事である「アニメ制作会社」の仕事。しかし実際の業態は外から見ているだけでは分かりにくいというのが実情です。

そこで今回は、世界に誇る日本アニメ業界を支える「アニメ制作会社」の魅力を紹介していきます。

アニメーター以外のアニメ制作会社との関わり方についても解説していくため、「アニメが好きで業界への就業に興味があるものの、どのように最初の一歩を踏み出せばよいか分からない」という人はぜひ最後までチェックしてみてください。

アニメ制作会社の業態と仕事の魅力

「アニメ制作会社」はその名の通り、テレビ局や動画配信プラットフォームなどで放送するアニメコンテンツの「制作」を行う会社。

テレビ局やスポンサー企業などから支払われる制作費を元手に、社外のクリエイターや下請制作会社とも連携しながらアニメを完成させるのが主な事業です。

制作するコンテンツの企画はテレビ局などから依頼されるケースもあれば、アニメ制作会社発信で提案をするケースもあります。

スタッフの数や予算などの規模感・得意とする作風などは制作会社ごとに特色があり、求められる人材もさまざまです。

世界中から人気がある日本のアニメは、日本の魅力を世界に訴求する「クールジャパン戦略」の代表的なコンテンツとして、いまや国内でも重要な分野に位置づけられています。

そんな日本のアニメのほとんどがアニメ制作会社を中心に制作されており、「好きな分野に携われる」という個人的な喜びにとどまらない、大きなやりがいがある仕事といえるでしょう。

担当したアニメが話題となり多くの人に愛されるようになれば達成感もひとしおです。

アニメ制作の仕事というと、まっさきにイメージするのは作画を行う「アニメーター」かもしれません。そのため絵を描くスキルがないとアニメ制作には関われないと考えている人は多いでしょう。

しかしアニメ制作の仕事には、ほかにもさまざまな関わり方があります。

たとえば予算・制作スケジュールの管理、各種資料の準備、原画の回収、部署間の調整などを行う「制作進行」は、円滑なアニメ制作のためになくてはならない役割。

予算・スケジュール・業務の進捗を管理するマネジメント能力や、スタッフとの対話を通してさまざまな調整を行うコミュニケーション能力が求められる仕事ではあるものの、クリエイティブなスキルや業界経験がなくても就業しやすい職種です。

実際に制作進行としてアニメ業界デビューして、制作デスクやプロデューサーなどにキャリアアップする人も少なくありません。

またテレビ局、動画配信プラットフォーム、スポンサー企業などにアニメ企画の提案・交渉を行う「営業」も、アニメ制作会社に不可欠な職種。

制作するアニメの原作を決定するなど、コンテンツに直接携わる機会もあり、情熱や知識を活かせる仕事といえるでしょう。

もちろん目指すうえではコミュニケーション能力・交渉力が重要です。他業界の営業経験が活かせる仕事といえます。

事務や広報としてアニメ制作会社に就業するのも一案。経験・スキルを問わずに働ける仕事が多く、裏方としてアニメ業界に携わることが可能です。

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