2023.03.13

憧れのテレビ・映像業界で働きたいならバックオフィスが狙い目

華やかでキラキラしたイメージのあるテレビ・映像業界。しかし業界への憧れがある一方で、いざ働くとなると知識や経験、スキルの面で二の足を踏んでしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたいのが、クリエイティブな知識や経験、スキルがなくても挑戦できる「バックオフィス」の仕事です。今回はバックオフィスの重要性や主な職種、向いている人の特徴について、くわしく掘り下げていきます。

番組・映像の制作をはじめとするクリエイティブな活動や、資金・収益を獲得するための営業活動には、書類の作成や管理、会計などのさまざまな業務が付随して発生します。

これらの定型的な業務を引き受けることで企業活動の円滑化に貢献するのが、バックオフィスの役割。

バックオフィスの存在なくしてテレビ・映像業界は成立しないと言っても、過言ではありません。テレビ・映像業界の企業活動を後方から支える、重要でやりがいのある仕事です。

バックオフィスの職種は多岐にわたります。事務全般をになう「一般事務・庶務」、営業のアシスタントをする「営業事務」、組織の従業員に関する業務をになう「人事・労務」、働きやすい職場づくりなどに関わる「総務」などです。

これらの仕事は最低限のPCスキルやコミュニケーションスキルが求められるものの、未経験から挑戦できるケースも少なくありません。

企業のお金にまつわる業務をになう「経理」、著作権など法律関連の業務に関わる「法務」など、特定分野の知識・スキルが求められるポジションでは、業界外での経験を活かせるでしょう。

テレビ・映像業界に特有の仕事もあります。字幕・テロップの作成、番組で使用するフリップの作成、CMデータの割り付け、動画配信の進行業務など数多く存在します。

バックオフィスに向いている人の特徴としてまず挙げられるのは、コミュニケーション能力が高いことです。

ほかの社員のサポート役をになうバックオフィス。業務を行ううえで、部署内外のさまざまな人たちと連携が必要になる場面も少なくありません。職場によっては社外の人と関わる機会もあるでしょう。

そのため相手の言葉を正確に理解したり、必要な情報を端的にわかりやすく伝えたりする、意思疎通の能力や協調性は不可欠です。ときには予測し得ないトラブルが発生するケースもあるため、周りの状況を把握しながら臨機応変に対応する柔軟さも必要になります。

他人のサポートが苦にならない人や、人の役に立つことに喜びを感じられる人にとくに向いている仕事です。

高度な技術が求められるわけではないものの、資料作成などの業務をするうえでは、キータッチやオフィスツールの操作といった基本的なPCスキルも欠かせません。

バックオフィスでは、ミスの少なさとスピード感の両方が同時に求められます。慎重な性格の人、効率的な業務の進め方を考えながら仕事ができる人は、重宝されるでしょう。

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