動画制作ニーズ増加で将来有望! 映像制作系の仕事で求められる人物像&スキル 【後編】
動画制作ニーズの上昇により求人が増えている映像制作系の仕事を紹介するシリーズ。【前編】では「プロデューサー」「ディレクター」「制作デスク」「AD」という主に企画・運営に携わる制作側の仕事を紹介しました。
【後編】では引き続き、技術側の仕事として「カメラマン」「音響オペレーター」「動画編集者」の仕事内容と、求められる人物像・スキルを解説していきます。将来有望な映像業界に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
カメラマン
「カメラマン」は映像の素材となる動画・写真の撮影をします。また撮影機材の準備・管理・メンテナンスなども重要な業務のひとつです。
プロデューサーやディレクターの要望に沿って最適な動画・写真の撮影を行うためには、撮影機材や照明などを扱う専門的な技術と、高い撮影スキルが欠かせません。またロケでは重量のある機材を持って長距離を歩くケースもあり、体力が求められる仕事といえるでしょう。
未経験の場合、基本的にはまずカメラマンのアシスタントとして経験を積み、知識・スキル・センスを磨いていきます。
音響オペレーター
「音響オペレーター」の仕事は撮影された映像に合ったナレーション音声・効果音などの素材をつくること。また撮影・録音のために機材を準備・調整したり、次に紹介する動画編集者と共同で動画に音声を挿入したりと音に関する業務全般に携わります。
音は動画のイメージを大きく左右する要素のため、企画意図を理解したうえで、効果的な演出ができる工学的な知識・経験・スキルが重要です。また音の微妙な違いがわかる耳のよさも求められます。くわえて、機材を扱う技術も欠かせません。
キャリアアップには現場での実績に加えて、「映像音響処理技術者」などの資格が有利に働きます。
動画編集者
動画・写真・音声などの素材を違和感のないように組み合わせ、ひとつの映像作品に仕立て上げるのが「動画編集」です。必要に応じてCGやテロップなどの挿入を行うケースもあり、最終的な映像のクオリティを左右する重要な仕事といえます。
動画編集には編集ソフトを使いこなすスキル・知識・センスはもちろん、プロデューサーのイメージや企画の意図を汲み取るコミュニケーション能力も欠かせません。また作業自体はパソコンの前で淡々とこなしていく必要があるため、忍耐強さや集中力も求められます。
動画編集ソフトは基礎的なスキルだけであれば、独学でも十分に習得可能です。基本を身につけたあとは実務を通して場数を踏んでいくことをおすすめします。
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