テレビ・映像業界の求人動向②テレビショッピングのお仕事

テレビ局・映像関連の求人動向と仕事内容についてご紹介するシリーズ。第2回は、テレビショッピング・通販関連企業についてご紹介します。自宅でゆっくり時間を過ごす方をターゲットとしたテレビショッピングや通販関連企業は、高齢化が進む日本でさらなるマーケットの拡大が見込める業界です。どのような仕事があるのか、さっそくチェックしていきましょう。

テレビショッピング・通販関連企業は、テレビ局＆小売業？

独自のチャンネルを持ち、365日24時間番組を放送しているテレビショッピングや、番組を通して商品を広告する通販関連企業。どちらも、電話やインターネットなどを通じて商品の購入申し込みを受け付け、販売しています。これらの会社が制作した番組をBS放送やCS放送で見て、実際に商品を購入された経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

番組を企画・制作し放送するという点では、地上波のテレビ局と変わりはありません。大きく違うのは、自らが番組を通じて「商品を売る」ということ。取り扱う商品も、家電・生活用品や衣料などのアパレル商品、食品、化粧品にジュエリーと、あらゆるジャンルにわたります。そういった意味で、テレビショッピング・通販関連企業は、テレビ局と小売業のビジネスモデルを併せ持つ存在といえるかもしれません。

番組制作現場の仕事

テレビショッピングの仕事・求人といわれて、まず思いつくのは、番組を進行するMCやカメラマン・音声、プロデューサーやディレクターといった直接番組制作に携わる仕事でしょう。専門性が高く求人の数も限られますが、チャンスが全くないわけではありません。未経験者でも応募可能なアシスタントディレクターの求人が出る場合もあります。テレビ・映像業界に興味があるなら、そんな入り口からチャレンジしてみるのもいいでしょう。

商品を取り扱う仕事

番組を通じて「商品を売る」テレビショッピング・通販関連企業。なかには、小売業としての要素が強い仕事もあります。例えば、魅力的な商品を探すバイヤーの仕事は、テレビショッピング・通販関連企業に欠かすことができません。他業界で買い付けの経験があれば、活かすことができるでしょう。小売業で培った視点を、マーケティング業務に役立てることも可能です。

一般的な事務の仕事

電話で注文を受け付けるオペレーターのほかに、一般事務や営業事務、経理事務、営業、広報・PR、総務、人事など他業種と変わらない求人もあります。

テレビ・映像業界での経験がなくても働ける

テレビ局と小売業の要素を併せ持つテレビショッピング・通販関連企業。未経験のスタッフ募集もあり、アパレルのバイヤーやリアル店舗のマネジメントなど異業種での経験が活かせる仕事も少なくありません。興味がある方は、ぜひ一度、日テレ人材センターの求人をチェックしてみてください。