テレビ視聴中に見る「dボタン」とは何か?
テレビを視聴していると、たびたび目にする「dボタンで参加」といった表記。
「そもそもdボタンってなに?」と疑問に思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「dボタンの概要」や「dボタンでできること」を紹介していきます。
また記事の最後で、dボタン関連の仕事についても解説するため、ぜひ最後までご覧ください。
dボタンとは何か?
そもそも「dボタン」とは、ハイビジョンテレビのリモコンに搭載されている「d」と書かれたボタンのこと。
2000年のBSデジタル放送や、2003年の地上デジタル放送のスタートに伴って、現在はテレビ番組を視聴しながらさまざまな情報をデータ通信で閲覧できるようになりました。
また単に情報を閲覧できるだけでなく、視聴者から番組側にレスポンスができる「双方向性のサービス」である点も特徴といえます。
いわばテレビにインターネットが搭載されたようなもの。このテレビ版インターネット「データ放送」を楽しむための機能がdボタンです。
番組視聴中にdボタンを押すと、本編とは別にデータ放送画面が表示され、リモコンで操作しながらページを切り替えられます。
dボタンでできること
dボタンを押してできることは、チャンネル・番組ごとにさまざまです。
たとえば番組に関する情報をスピーディーに確認することが可能。
バラエティ番組やドラマであれば、コンテンツの概要や出演者の情報などをチェックして視聴するかどうかを判断できます。
さらに番組のジャンルによっては、より詳細な情報を確認できるケースもあるでしょう。
スポーツ中継なら現在の試合状況はもちろん、チーム・選手の戦績を調べることも。
一方、情報番組の場合にはリアルタイムのニュースや、天気予報、交通情報、生活情報などの情報をデータ放送から得られます。
さらに、先述した双方向機能を利用することも可能です。
これにより現在は、番組内のイベント・投票・ゲームに参加したり、クイズ番組に回答したり、応援メッセージを送ったりと、視聴者参加型のコンテンツが数多く生まれました。
ほかにも懸賞に応募できるポイントを貯める、テレビショッピングで紹介されている商品を購入するなど、テレビの楽しみ方はさらに幅広くなっています。
加えて、現在はケーブルテレビにもデータ放送が採用されるケースが増加。
高齢者を中心に、地域情報を取得するためのコンテンツとして親しまれている側面があります。
dボタン関連の仕事が見つかる日テレ人材センター
以上、dボタンの概要やできることを紹介しました。
データ放送の普及にともなって、いまニーズが高まっているのがdボタン関連の「データ入力」や「事務」の仕事です。
テレビ・映像・エンタメ業界の求人情報が豊富な「日テレ人材センター」でも、dボタン関連の仕事を取り扱っています。
たとえば日テレグループのWebサービス会社では、データ放送用に番組データの入力を行う仕事を募集中。
ほかにも幅広い求人情報を掲載しているため、「未経験からテレビ・メディア業界の仕事に就きたい」という方は、ぜひ日テレ人材センターのサイトをチェックしてみてください。