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2024.08.20

ADからキャリアステップを目指している人必見

未経験からテレビ・映像業界で活躍するための第一歩として人気のAD(アシスタントディレクター)。

スキル・経験を積むことで、さまざまな方向へのキャリアアップを目指すことができる職業です。

本記事ではそんなADの具体的なキャリアパスについて、くわしく解説していきます。

AD経験があり今後のキャリアを考えたいという人、現在駆け出しのADでキャリアアップをめざしたいという人は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

ADのキャリアステップ

ADとして1〜3年ほど経験を積んだあとの次のステップとして、一般的なのは「チーフAD」です。

チーフADは番組に関わるADをまとめるリーダー的な立場。ADが担当する業務に加えて、企画書を提出したり、ロケを仕切ったり、編集に部分的に携わったりと、番組制作のよりコアな業務を任される場合も少なくありません。

その後は「ディレクター」を目指すのか、「プロデューサー」を目指すのかによってキャリアが枝分かれします。

「ディレクター」は映像から編集まで制作現場全体を統率することで、番組の品質を担保する「監督」のポジション。

番組制作にまつわる幅広い知識・スキルが求められる立場です。

チーフADから1〜4年ほどで昇格するケースが多いものの、なかにはADからそのままディレクターになる人もいます。

いずれにせよキャリアアップのためには、現場で働きながら先輩ディレクターの背中を見て学ぶ姿勢が重要になるでしょう。

ディレクターとしての実績を積んだあとは、制作会社からフリーランスに転向したり、新たに制作会社を立ち上げたりと独立する道もあります。

一方、「プロデューサー」は企画の立ち上げや上層部へのプレゼンテーション、予算集め、演者・スタッフの決定、宣伝などを担うプロジェクトの総責任者。番組の成功はプロデューサーの手腕にかかっていると言っても過言ではないほど重要なポジションです。

ADやチーフADからプロデューサーを目指すには、まずプロデューサーの補佐役にあたる「AP(アシスタントプロデューサー)」にキャリアアップする必要があります。

APは番組制作の裏方として進捗状況やスタッフのスケジュール予算などの管理を行う仕事。

プロデューサーと現場スタッフのパイプ役としてさまざまな立場の人と関わるため、コミュニケーション能力が求められる職種です。

ADとして3〜5年ほど経験を積んだあとでAPに昇格するというのが、一般的なキャリアパスといえるでしょう。

その後APとしてさらに経験・スキル・実績を重ねると、プロデューサーへの道が見えてきます。

ちなみにディレクターを経験してから、プロデューサーに転向するというケースもゼロではありません。

テレビ局の求人情報が豊富な日テレ人材センター

以上、ADの具体的なキャリアパスについて解説しました。

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