映像制作、動画制作、OA事務、宣伝・・・マスコミ、テレビ、エンタメ業界の人材派遣・人材紹介の日テレ人材センター

日テレ人材センター

2022.03.14

AIの活用はテレビ・映像業界にどんなメリットをもたらす?

映像制作

「AI」は、いま急速に発展・普及しているテクノロジーです。ビジネスの現場から自動車、家電まで、さまざまな分野・用途にAIが活用されることで、われわれの生活は大きく変わろうとしています。

TV・映像業界もまたAIの影響により変革していく領域のひとつといえるでしょう。

本記事ではAIがTV・映像業界にもたらす具体的なメリットとして、スポーツ観戦と動画編集での事例を紹介。また最新テクノロジーにより需要が伸びつつある動画制作求人の現状についても解説していきます。

AIがもたらすスポーツ観戦でのメリット

AIの導入が大きなメリットをもたらし、可能性を広げるといわれている分野のひとつが「スポーツ観戦」です。

AIによる高速データ処理を駆使すれば、試合中に知りたいと思った選手のデータ、対戦相手との戦績、試合データなどの網羅的な情報を、ユーザーがリアルタイムで入手できるようになります。

例えば2020年の高校バレーの選手権大会で導入された「AUGMENT SPORTS」は、画像認識AIとAR技術により、チームのアタック成功率、ブロック数といった試合データをリアルタイムで確認可能です。

また自動撮影技術もAIがもたらす大きなメリットといえるでしょう。

AIに選手の動きや周囲の状況などのデータを分析させることで、カメラやドローンが選手の動きを自動追尾。少ないカメラ台数でも、臨場感のある映像を撮影できます。

ハンドボールの映像配信でも実験的に、このAIカメラを活用した試合映像の自動撮影・配信が実施されました。

その他にもサッカーのリアルタイム映像から試合の勝敗を予測する「AI 11(ELEVEN)」など、ユニークな取り組みが広がっています。

AIがもたらす動画編集でのメリット

AIの技術は、TV・映像業界とは切っても切り離せない「動画編集」の分野にも新たな楽しみ方をもたらします。

例えば音声認識の技術を使えば、演者の言葉を自動でテロップに変換することが可能です。スタッフの負担を減らせるうえに、入力ミスの軽減にもつながるでしょう。

また動画素材を解析する機能と自動編集機能を組み合わせれば、動画素材のなかから特定のシーンだけを自動抽出して編集できるようになります。

スポーツの得点シーンをつなぎあわせたダイジェストも、時間をかけず簡単に作成。さらに音声の指定もできるため、観客の歓声の大きさを抽出基準にするなど、自由度の高い編集を実現可能です。

このようにAI技術を駆使した動画編集が普及すれば、動画編集者に特別なスキルがなくてもハイクオリティな動画を制作できるようになるでしょう。TV・映像業界の慢性的な人手不足の解消や、スタッフの労働時間の適正化といった効果も期待できます。

動画制作関連の仕事に転職するなら今がチャンス

今回紹介したようなAIによる技術革新のほかにも、5G、DXなどの最新テクノロジーの導入によって、動画コンテンツの新たな可能性は一気に広がりました。それに伴い動画制作の需要も拡大しています。

デジタル化により業務は効率化されているものの、動画制作の現場ではいまだに人手不足が続いているのが現状です。

見方を変えればデジタル化の転換期にあたる今こそが、動画制作関連の仕事に転職するチャンスともいえるでしょう。

TV・映像業界に強い日テレ人材センターでも、プロデューサー、ディレクター、進行管理、制作デスク、マーケティング、映像クリエイターなど動画制作に関わる求人を数多く扱っています。

これからの将来性を見据えて、技術革新が進んでいる動画制作の分野に転職したいとお考えの方は、ぜひ日テレ人材センターにお問い合わせください。現場の事情に精通したコーディネーターが、あなたにぴったりな仕事を提案します。