業界未経験からテレビ・映像関連に転職 狙い目の仕事と活かせるキャリア・スキル【前編】
「テレビ・映像関連の仕事には憧れがあってできるなら働いてみたい!」でも経験がないと転職は難しいのでは?と諦めている方、いらっしゃいませんか?実はそうでもないのです。
業界未経験でも転職できるテレビ・映像関連の狙い目の仕事について2回にわたってお話します。
テレビ・映像関連の仕事にはどんなものがあるの?
テレビ・映像関連の仕事とひと口に言っても、その仕事内容は非常に多岐にわたります。例えば、テレビ番組や映像作品を実際に制作する仕事では、総責任者の「プロデューサー」、現場監督のような「ディレクター」。
また、ディレクターの助手としてさまざまな業務をこなす「アシスタントディレクター」や、カメラマンや照明、音声や、編集、など多くの仕事があります。
制作の現場以外でも、作品を売り込む営業や広報、経理や総務などのスタッフもテレビ・映像関連の仕事を陰で支える大切な業務といえます。
最近では、テレビ番組以外にもインターネット関連の映像制作の仕事が多くなっていて、WEBディレクターやWEBデザイナーのニーズも増加しています。
業界未経験から転職するなら狙い目のお仕事って?
業界未経験だけど、映像やテレビの世界で働きたい!という場合、どんなアプローチをすればテレビ・映像関連に転職できるのでしょう。
未経験でのアプローチは大きく分けて3種類。「テレビ・映像関連の仕事」の中でどのような職種を希望しているかによって変わってきます。
現場で制作に携わりたいなら
ひとつめは、実際に番組や映像作品を制作する現場で働きたい場合です。制作現場の仕事は未経験の場合は「アシスタントディレクター」が入り口になります。
狭き門と思われがちなテレビ・映像関連の転職ですが、実は近年はテレビだけでなく、WEBなどにコンテンツが増えたため人材不足になっています。
テレビ局の正社員になるのはもちろん狭き門ですが、番組を作っているのはテレビ局の社員だけではありません。テレビ局以外にも番組制作をしているのが「映像制作会社」です。
「映像制作会社」はテレビ局と一緒に番組を作ることもありますし、テレビ局から依頼を受けてすべてを作ることもあります。また、テレビ番組以外にもWEBやイベントで使われる映像を制作することも。
映像制作会社なら、未経験でもアシスタントディレクターの求人は少なくありません。アシスタントディレクターの仕事は、制作が滞りなく行われるよう細やかな気遣いや行動力、事務能力や交渉能力などが必要になりますし、不規則な仕事なので体力も必要です。
楽な仕事ではありませんが、自分の携わった仕事が番組や映像という形になるやりがいを感じられる職業です。夢を実現させるために、第一歩を踏み出しませんか?
残りのふたつのアプローチは後編につづきます!